SSブログ
製作開始! ブログトップ
前の10件 | -

ロケ地の条件?(7)映画が町をPR! [製作開始!]

青空.JPG

 2007年 春

 先にも書いたが、現在、自治体による映画ロケ誘致が盛ん。

 日本中の自治体が必死にロケ地誘致を行っている

 大林監督の「尾道シリーズ」を始め、映画の撮影をしたことで

 ロケ地が有名になり、多くの観光客が訪れるからだ。

 フィルコミが無料で様々なお手伝いをしても、

 その何百倍も町のPR効果が上がる。

 長野県。その対費用効果が50億円になったと聞く。

 だから、自治体はフィルコミを組織。

 力を入れているのである。

 P1010630.jpg

 ただ、そんな時代でも、

 フィルコミに電話すると、なぜか市役所の観光課!につながり

 職員がいやいや対応。やる気ゼロ。

 ということもある。

 フィルコミを新たに作るのではなく、

 観光課にフィルコミの仕事を負担させているのである。

 職員たちの自発的なものではなく、上から命じられて担当している、

 だから”町をアピールしよう!”という意欲がない

 面倒な仕事が増えた・・と思っていることも多い。

 当然、問い合わせにはお役所的な対応。

 そんな町で映画を撮っても協力は見込めない・・。

 その手の町。意外にある。

 今回の町・・・どうなのだろうか?

 (つづく)

  
aoi_h1_0121_ol-6874c-fe4c3.jpg

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

「天まであがれ!!」ロケ地めぐりの旅 2007年2月 [製作開始!]

すみたや.jpg


 浜松で「天まであがれ!!」を見たあと。町を歩いた。

 よし! ロケ地を探してみよう。

 といっても、尾道のようなロケ地MAPはない。

 とにかく歩きまわって探す。発見第1号。

 佐津川愛美演じる楓ちゃんが、憧れの先輩に会う店。

 浜松まつりの道具や法被を売っているお店。

 中に入ってみる。映画と全く同じで感激!

 ここでさっちゃんが撮影したのか・・・と思うと不思議な気持ち。

 佐津川さん。僕の監督作「ストロベリーフィールズ」で主演デビューを果たした。

 その後、大活躍。娘ががんばっているように思え、応援している。

 その現場のひとつに来れたのは、うれしいことだ。

 法被。買って、着て帰ろうか? と考えたが、一緒に来た友人が

 「それだけはやめてほしい・:・・」

 と言われ断念。

 背中に竜の刺繍の入った真っ赤な法被を着て、新幹線に乗りたかったのに・・。

_m_T-OTA[1].png



nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・主演「天まであがれ!!」(下)(2007/02/11) [製作開始!]

天まであがれ チラシ.jpg

 僕の前作「ストロベリーフィールズ」で、主人公・夏美を演じてくれた我らが佐津川愛美 

 「天まであがれ!!」での役どころは高校生。吹奏楽部でトランペットを担当している。

 そういえば、だいぶん前のさっちゃんのブログで、トランペットを吹く写真があった。

 頑張り屋の佐津川のことだから、吹き替えにせず、自分でも練習したのだと思える。
 
 そして、さっちゃんが凄いのは毎回、キャラを変えて演じていること。

 通常、俳優というのは役が変わっても、同じスタイルの演技をすることが多い。
 
 アメリカでいえばキアヌ・リーブス。「マトリックス」でも最近の「コンスタンティン」でも、どちらもキアヌ・リーブス。

 ロバート・デ・ニーロのように毎回、違うキャラを演じる俳優は少ない。

 なのに佐津川は全くの別人だったり、似ていても微妙に違うキャラも演じ分ける。
 
 僕が監督した「ストロベリーフィールズ」では気の弱い、孤独な女子高生。

     ストロベリーチラシss.jpg

 「天まであがれ!!」は、勝ち気で行動的なお姉さん。

 「ブレスト」は英語もできる品のある優等生。

 「トゥルーラブ」ではおしゃまな運動部員。

 同じ行動的なキャラでも、微妙に違うのである。 そのことを一度、本人に聞いたことがある。

 佐津川は演じるときの方法論を真剣に説明くれた。

 役作りの計算があること。そして、自分のキャラをどう演じるか?だけではない。

 まわりのキャラも考えて、それぞれが立つように考えていると話してくれた。

 なるほど・・・やはり、そうだよなあ・・。さすが佐津川と思ったものだ。

 だから佐津川愛美を「日本のジョディ・フォスター」と、僕は呼ぶ。

 そんなさっちゃんの好演した「天まであがれ!!」。

 「友情」と「親子の絆」を描いた心温まるもの。

 何より作った人たちの愛情を感じる。素敵な映画だった。

 浜松まで見に行ってよかった・・。

(「天まであがれ!!」東京はこの夏ー2007年ーに公開です!)


 _m_T-OTA[1].png



nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・主演「天まであがれ!!」(中)2007年2月11日 [製作開始!]

20070211042.jpg
 
 「天まであがれ!!」の物語の舞台は、浜松。

 転校してきた小学生の男の子は、パイロットである父を亡くしていた。

 そのため佐津川愛美扮する親戚の楓ちゃんの家で、母共々に世話になっている。

 天まであがれ チラシ.jpg

 転校早々。地元小学生と衝突。凧上げ対決となる。

 そこで加勢してくれたのが凧造りの名人(宍戸錠)と、楓ちゃん(愛美ちゃんです)。

 笑いあり、涙ありの家族ムービーになっている。
 
 一番の注目はやはり佐津川。さすが日本のジョディ・フォスターと思わせるシーンが何度もあった。

(つづく)


_m_T-OTA[1].png

nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・主演「天まであがれ!!」(上)2007年2月11日 [製作開始!]

町づくりセンター.jpg

 ある映画が浜松市で、特別上映されることを知る。

 市民グループによる公共施設での上映だが、前々から見たかった映画。行くとこにした。

 タイトルは「天まであがれ!!」出演は佐津川愛美! 

 そう、僕の監督作「ストロベリーフィールズ」の主演を務めてくれた佐津川が、すぐあとに出演した映画である。
 
 それだけでなくスタッフも、「太田組」のメンバーが何人もいる!

 ラインプロデュサー、チーフ助監督、製作部・・。

 そんな彼らを訪ねて「天まで」のスタッフルームに行ったこともある。

 いろんな機会に話を聞いていたので、完成。公開を楽しみにしていた。

 「ストロベリーフィールズ」の試写会に佐津川が来た日も、そのあと「天まであがれ!!」のアフレコがあると話していた。

 そう、そのときに佐津川から次の作品が決まったとも聞いた。テレビドラマの「ギャルサー」。そんな話をしたのが、ちょうど去年(2006年)の今頃だった・・。
 
 が、残念ながら東京での上映は未だにない。(2007年2月現在)

 DVDにもなっていないので、どこかで見るチャンスはないかと思っていた。

 ら、たまたま浜松で特別上映されると知る。新幹線で見に行った!

(つづく)

 
nice!(0) 
共通テーマ:映画

ロケ地の条件?(8-終)愛と理解  [製作開始!]

美しい町.JPG

 形だけのフィルム・コミッション。

 そんな町で撮影すると、いろんな意味で問題が起こる。

 ロケ地を選ぶ上で必要なもの・・・

 映画に対する「理解」。題材に対する「愛」

 いずれにしても「愛」がない街では、撮影できない。

 本当に書道が盛んなのか? 

 そこに「愛」はあるのか?

 理解はあるのか?

 自分の目で、確かめること。大切・・・。


_m_T-OTA-f299e-008cd.png

nice!(0) 
共通テーマ:映画

ロケ地の条件?(7)映画が町をPR! [製作開始!]

青空.JPG

 先にも書いたが、現在、自治体による映画ロケ誘致が盛ん。

 日本中の自治体が必死にロケ地誘致を行っている

 大林監督の「尾道シリーズ」を始め、映画の撮影をしたことで

 ロケ地が有名になり、多くの観光客が訪れるからだ。

 フィルコミが無料で様々なお手伝いをしても、その何百倍も町のPR効果が上がる。

 長野県。その対費用効果が50億円になったと聞く。

 だから、自治体はフィルコミを組織。力を入れているのである。

 ただ、そんな時代でも、上からの指示を受けただけ。

 形だけのフィルコミしか持たない町もある。

 

 (つづく)

  



nice!(0) 
共通テーマ:映画

ロケ地の条件?(6)フィルムコミッション [製作開始!]

撮影場所.JPG

 今回の映画、撮影をする街の条件。

 題材の書道が盛んなこと・・・が、まずひとつ。

 そして、やはり映画なので絵になる風景があるか? 大事。

 また、映画に対する理解もないと難しい。

 それを確かめるため、映画人はまずフィルムコミッションにコンタクトする。

 通称・フィルコミ。映画が好きな人が集まり、映画撮影を応援する団体。

 ロケ場所の紹介、手配。エキストラ集め、警察、消防への連絡。

 その他、いろんな面で撮影隊を応援。無料でバックアップしてくれる。

 映画作りに精通した人々の集まり。
 
 そんなフィルコミに連絡してみると、その街の映画への理解度が分かる・・・。


(つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

ロケ地の条件?(5)本命はすぐ近所? [製作開始!]

P1070270.jpg


 映画を撮影するにふさわしい街を探していた。

 何人もの書家の先生たち。書道の盛んな街を教えてくれた。

 皆、同じ町だった。

 しかし、第2、第3の条件もある。

 先にも書いたが、あまり東京から遠いと交通費が大変。

 地方ロケは経費が大変・・・あまり遠くない方がいい。

 幸い、その町は東京からさほど遠い距離ではなかった。

 少なくても飛行機に乗る必要はない。

(つづく)




nice!(0) 
共通テーマ:映画

ロケ地の条件?(4)書道が盛んな町 [製作開始!]

街.JPG

 その題材となるものを愛する街。

 そう考えると、今回の題材は「書道」。

 書道を愛する街。書道が盛んな街。書道人口が多い街。

 というのが大切。

 ここしばらく、お世話になった書家の先生方お聞きした。

 書道のさかんな街。上げてくれた・・・・・。

 
 (つづく) 



nice!(0) 
共通テーマ:映画
前の10件 | - 製作開始! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。