少女の夢 映画への出演 [地元オーディション]
会場でウロウロしていると、
突然、10代の女の子が駆け寄ってきた。
「監督、ありがとうございました!」
感極まった表情で、その子は頭を下げる。
浜松オーディションに来てくれた子だ。
「本当にがんばりますので、よろしくお願いします!」
でも、その子の役は決して大きなものではない。
もちろん、役に上下はないが、やはり大きなものではない。
通常なら「やったー、映画に出られるんだー」という喜び方だろう。
なのにまるで、目指していた大学に合格したかのような感極まった表情。
きっと、将来の夢は女優。そう思って何年も勉強してきたのだろう。
今回の映画「書道♡ガールズ」出演が、その夢への第一歩になってくれると嬉しい。
それだけに監督としての責任も大きい。
僕もがんばるので、よろしくお願いします。
(つづく)
オーディション結果発表(6-終)浜松の映画 [地元オーディション]
今回のオーディションに参加してくれた方々、
全員が何らかの形で、「書道♡ガールズ」に関わって頂ければ嬉しい。
出演、エキストラ参加以外にも
ボランティアスタッフという形。協賛、支援という形。物資提供という形。
いろんな形で撮影を応援して頂ける。
今回の「書道♡ガールズ」は、大手企業が営利目的のために作る映画ではない、
浜松市民の、浜松市民による、浜松映画だ。
書道を通して、日本中の親子に、大切なものを伝えるのがテーマ。
浜松から発進する映画だ。
浜松のみなさんの応援、参加があって初めて大きく羽ばたける
まずはオーディションに参加してくれた皆さん。
一緒に映画作りを始めよう!
オーディション結果発表(5)エキストラの意味 [地元オーディション]
エキストラ参加というのは、、映画作り、映画撮影を経験できる機会でもある。
撮影見学に来てもらうというのは、いろんな問題があって難しい。
が、エキストラなら、天下御免で撮影現場に来て頂ける。
それがもし、セリフありの役なら大変だ。
数日前から、長いセリフを覚え、リハーサルもある。
撮影日には必ず、来てもらわねばならない。
芝居でミスすれば、多くのスタッフキャストに迷惑をかける。
神経がすり減る大変な仕事だ。
でも、エキストラなら本当に気軽に来てもらえる。
募集された日程の中から、好きな日を選んで行ける。
万が一、急に行けなくなってもOKだ。
そして、「映画とはどんなふうに作られるのか?」を経験してもらえる。
それを知ってもらうのも、今回の映画「書道♡ガールズ」のテーマだ。
きっと、何かのプラスになる。
そして日頃、何気なしに見ているテレビドラマの見方が変わるはずだ。
(つづく)
オーディション結果発表(4)エキストラ参加! [地元オーディション]
そして、出演をお願いしなかった方々。
決して何が劣っている訳ではない。
オーディションでお会いして、それぞれの思いを感じた。
ただ、残念なのは、当てはまる役が見つからなかったこと。
或いは、お仕事を持たれていて、平日に撮影に来て頂けない方だったり。
さまざまな事情を考えて結論を出させてもらった。
でも、できれば、そんな方々には、エキストラで撮影に参加して頂きたい。
「えーエキストラ~」という人がいるかもしれないが、
エキストラは映画作りでは、とても大切な存在。
その一人一人の存在感、映画の奥行を作り出すのだ。
さらに、エキストラというのは、出演するだけでない利点がある!
(つづく)
オーディション結果発表(3)60名ほど採用! [地元オーディション]
あと、セリフのない役。たくさんセリフがある役。
一場面しか出ない役。何日も撮影に出てもらう役。
そんな役どころも、かなりの数。浜松で選ばせて頂いた。
いろんな役があるが、役に上下はない。全て必要な役。それぞれが映画作りに関わるのだ。
それらを合わせて60名ほどの方々に、出演をお願いすることにした。
一般オーディションとしては、かなり大胆な数。
「大丈夫か?」という関係者もいたが、参加者の方々の思いに応えたかったのだ。
(つづく)
オーディション結果発表(2)役どころ紹介 [地元オーディション]
熱い思いで「書道♡ガールズ」オーディションに参加してくれた方々
それに応えるべく、当初、予定していた以上の数の役を用意させてもらった。
主人公のクラスメートはエキストラではなく、全員、役付きにした。
先生役も何人か、選ばせてもらった。
学級委員グループ。セリフがたくさんある。主人公たちと何度も絡む重要な役。
これは全員、浜松の方々にさせてもらった。
あと、東京で選ぼうと思っていた**先生役も、地元で選出。
かなり重要な役だ。さらに、主人公を励ます**屋の親父。
ヒロインに恋する男子生徒の弟等。
東京の俳優事務所で選ぶつもりの役どころも、浜松で選ばせてもらった。
それだけ実力がある方。個性がある人がいたからである。
(つづく)
オーディション結果発表(1)詳細説明 [地元オーディション]
浜松での一般オーディション。その発表を2月末日にさせてもらった。
審査に物凄く時間をかけてしまったので、発表ギリギリに担当する地元実行委員会の方に連絡。
本当に申し訳なかった。
でも、担当者の方は、夜遅くまでかかって準備。
全ての結果報告メールを、期日の2月28日中に送ってくれた。
「参加者の方々が首を長くして待っているはずですから、少しでも早く結果を伝えたかったんです」
と言っていた。他に仕事もあるのに、深夜までかかり連絡準備をしてくれた。
感謝です・・・。同じこと。僕も感じていた。
オーディションでお会いした方々。多くの方が真剣だった。
「わが故郷、浜松のために何かできないか?」
「書道を多くの人に知ってもらうために、何かお手伝いできないか?」
「将来は女優になりたい。このチャンスを生かしたい」
そんな熱い思いで、参加してくれた人たちの気持ちに出来る限り応えられる結果を出したかった。
(つづく)
浜松市民オーディション結果! [地元オーディション]
浜松オーディションの結果を出した。
ただ、選考に凄く時間がかかってしまった。
というのも、本当に個性的な人や、可能性を感じる方がいたので
何とか、役を作ってでも、出てもらえないか?
四苦八苦していたからだ。
そのために事務局への連絡がギリギリになってしまった。
申し訳ありません。
そんな訳で、事務局は大変!明日、2月28日から結果連絡をするが、
その日の内に、全員に連絡しきれないかもしれない。
翌3月1日、2日以降になる方もいるかもしれない。
でも、必ず、全員の連絡するので、待っていてほしい!
重要な役から小さな役。セリフのある役。ない役。いろんな役があるが、
役に上下はない。どれも大切。
そしてより、多くの方に参加してもらえるように、努力した。
明日から結果連絡させてもらいます。
浜松オーディション審査。追い込み [地元オーディション]
浜松一般オーディションの選考。続けている。
大量のプロフィールを持ち歩き、時間があれば見返している。
「へーーー、この人は***のPVに出演したことがあるんだ」
「こちらは、演劇部で活躍しているんだな」
「この子は書道を10年、やっているんだ」
それぞれの夢。それぞれの経験。それぞれの思い。
いろんな観点から見つめる。
シナリオにはないが、こんな役を作れば、あのシーンに出てもらえるな・・。
オーディションのときもいったが、芝居がうまい下手だけではない。
その人の個性が生きる役であることが大切。
例え、セリフがなくて、大きな意味を持つ役もある。
それぞれの個性を大切にしたい。
でも、全員を採用にすることはできない。
だからこそ、真剣に選らばなくてはならない。
浜松のデ二―ロが生まれるかも! [地元オーディション]
田辺のデ二―ロこと。垣内さんからのお便りを紹介した。
5年前の「ストロベリーフィールズ」オーディション、そして撮影。
垣内さんにとって大きな思い出になっていること。
とても、うれしかった。
映画撮影は、スタッフにとっては日常だけど、
一般の方にとっては、一生に一度のことが多い。
だから、スタッフは毎回、真剣に、大切に映画作りをせねばならない。
その中で、垣内さんのような思い出を作ってもらえれば、最高だ。
今回の舞台は浜松。
今度は、「浜松のデ二―ロ」や「静岡の名子役」が誕生するかもしれない。
だから、浜松オーディションの選考。
慎重に、大切に行う。