起きたら8時? [ポストプロダクション2]
仕事を終えて帰宅。
まだ、午後6時だが、もの凄く疲れた。
少し仮眠を取る。
起きたら8時だ。
2時間しか寝てないのか?
いや、今回は間違わない。
午前8時だ。また、14時間も寝てしまった。
こんなに寝てしまうのは、まだまだ疲れが取れていないからだ。
10代の頃なら、一晩寝れば翌日から元気!だったが
40代になると、1日2日休んでも疲労は簡単に解消できない。
3週間分の過労の時限爆弾は生きている。
気をつけねば・・。
(つづく)
「青い青い空」完成!(終)浜松だから [ポストプロダクション2]
今回の映画のテーマである
「親子に伝える大切なこと」
地元の方々の思いは、スタッフに伝わり。
その思いは俳優にも伝わった。
スタッフ、キャスト、地元が一体となり、映画作りにがんばった。
これが可能だったのは、やはり浜松という町だったからだ。
美しい心を持つ人たちとの出会いがあったからこそ
「青い青い空」は美しい映画と成り得たのだ。
しかし、まだ、終わった訳ではない。
映画は完成しただけでは駄目。見てもらって初めて映画なのだ。
これからは宣伝、公開に向けて
第3の戦いが始まる!
(つづく)
「青い青い空」完成!(9)「思い」 [ポストプロダクション2]
地元の方々の思い、
それに応えようと、120%の力でかかったスタッフ。
その結晶が今回の映画「青い青い空」なのだ。
だから、素晴らしい作品になった。
そう、映画というのは製作費の額や撮影期間だけではない。
映画会社が大手か? 巨大企業がスポンサーか?
は関係ない。
作り手の思いがどれだけのものか?
それが素晴らしい映画になるか? 平凡な大作になるか?
を決める。
その意味で今回、スタッフ、キャスト、地元が一体となり
「思い」を形にしようとがんばった。
だからこそ、本当に素晴らしい作品が完成したのである。
(つづく)
「青い青い空」完成!(8)思いに応える [ポストプロダクション2]
でも、今回は違う。
「親子に伝える大切なこと」
というテーマに賛同してくれた浜松の人々
汗を流して稼いだ給料から、出してくれた協賛金。
これほど尊いお金はない。
「この思いに応えなければならない。疎かにしてはいけない」
スタッフは理解していた。
それだけではない。撮影をしやすいように、スタッフを労うために
地元の方は、お菓子や酒を何度も差し入れてくれた。
お弁当屋さん。食堂。が何度もロケ弁を提供してくれた。
皆、何度もこう言った。
「いろんな町で仕事をしたけど、ここまで応援してくれた町はない」
地元のみなさんの思いに応えなければ・・。
それが大きな原動力となり、誰もが全力でかかったのだ。
(つづく)
「青い青い空」完成!(7)美しき職人たち・弐 [ポストプロダクション2]
スタッフというのは、スゴイ人たちだ。
本物の映画人というのは素晴らしい。
ギャラが安いからと、手を抜いたりはしない。
製作費がないからと、いい加減な仕事はしない。
毎回、全力で素晴らしい映画を作ろうとする。
作品に愛を持つ、純粋なアーティストなのだ。
しかし、汚れた金で映画を作ろうとしたら駄目。
貧しい人たちを踏みつけて稼いだバブルマネーでは
彼らは最低限の力しか出さず。
素晴らしい作品は決して生まれない。
上に立つ人たちが作品への「愛」がないときも、同じだ。
直接批判はしなくても、彼らは黙って背を向けてしまう。
(つづく)
「青い青い空」完成!(6)美しき職人たち [ポストプロダクション2]
いくら高いギャラをもらっても
それが地上げで儲けた金だと、スタッフは考えてしまう。
どんな感動的なシナリオでも、貧しい人たちを踏みつけて
儲けた金で、感動ドラマは作れない。
それが大島渚監督のいう「汚れた金」だ。
スタッフというのは、職人だ。
純粋にいい映画を作りたい!と願うアーティストたち。
皆、理不尽なことを嫌う。
自身を犠牲にしても、素晴らしい作品にしようとがんばる。
貧しい人を踏みつけにして儲けた金
それを集めた製作費で作られる映画、力が入るはずはない。
いいものが出来る訳がない。
大島渚監督、そう言っているのだ。
(つづく)
「青い青い空」完成!(5)大島渚の言葉 [ポストプロダクション2]
「戦場のメリークリスマス」
「愛のコリーダ」「日本の夜と霧」
等で知られ世界的に評価される巨匠
大島 渚監督。
こんなことを言っている。
「バブル時代。不動産で、地上げで儲けた金で、
税金対策のために映画を作る企業が多かった。
でも、そんな汚れた金では素晴らしい映画は
できない!」
当時、僕はその意味が分からなかった。
だが、今は痛いほどによく分かる。
汚れた金と、努力と汗で集めてくれた協賛金は
全く違うのである。
(つづく)
「青い青い空」完成!(4) [ポストプロダクション2]
そして、多くの浜松の方々に支えられた。
今回の映画「青い青い空」
大手映画会社やテレビ局から、ドカンと製作費が出た映画ではない。
浜松市民の方々の寄付で、作られた映画。
協賛金は今も、実行委員会の方々が集めてくれている。
その汗と努力の上に成り立った映画である。
実行委員会の方々。そして支援してくれる浜松市民の方々。
市、個人、会社、団体。さまざまな人々の賛同で
ここまで来ることが出来た作品なのだ。
思い出す言葉がある・・。
あの大島渚監督、こんなことを言っていた。
(つづく)
「青い青い空」完成!(3) [ポストプロダクション2]
最終MAで見直したときも、そうだが、
若手俳優たちが本当に素晴らしい。
相葉香凛、草刈麻有、橋本わかな、田辺愛美、平沢いずみ。冨田佳輔。
そして、波岡一喜。
この7人が圧倒的にいい。
それだけで心を打つドラマになっている。
演技力があるとか、見た目が可愛いということではない。
この7人が本当に真剣なのだ。
魂を削る表現。
テレビドラマで見るアイドル女優の芝居のように
「時間ないけど、何とか台詞を覚えました」
というレベルではない。それを遥かに超えた鬼気迫るもの。
10代の子供たちの思いが伝わる作品になっていた・・。
(つづく)
「青い青い空」完成!(2) [ポストプロダクション2]
通常、映画が完成をしたとき
いくつもの後悔が残る。
「これでよかったのか?」
「あそこはもっと**で行くべきではなかったか?」
反省が先に立つ。
今回も、公開と反省はある。
しかし、それより素晴らしい部分が圧倒的に多い。
自信を持って「見てください」と言える映画となった。
こんなことは初めて。
でも、本当によい出来!!
ただ、僕の力ではない。
今回は何より、俳優たちが素晴らしかったのだ。
(つづく)