昨年の年始年末。 [日々報告2010]
ちょうど1年前の12月31日も
ガタガタに疲れていて、過労で倒れる1歩手前。
浜松の年始年末を体験しておきたくて
出かけたのに、夜、ホテルに着くと
カンビール1本で、頭がグルグル。
起きると年が明けていたのを思い出す。
そのときの話=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2010-01-02-5
それから1年。
映画「青い青い空」は完成。
浜松で公開。今も磐田市で上映中。
1万7000人が見る大ヒット映画となった。
あの年末から、よくここまで来られたものだと思える。
今更ながら、浜松の皆さんの支援応援。
感謝せずにはいられない。
来年はどんな展開が待っているのか?
まだまだ、戦いは終わらない。
(つづく)
昨年のXmas。 [日々報告2010]
昨年のクリスマスは
浜松にいて、実行委員会会議。
終わってからは、ある企業に応援のお願いに。
クリスマスの夜なので、社員の皆様はほとんどおらず
管理職の方がお一人。ご挨拶させて戴いた。
その後、帰京。
また、31日から浜松行き。
浜松で映画を撮るのだから、
やはり、浜松の年始年末を体験しておきたかった。
春、夏、秋、冬。浜松まつり。
全て経験していたが、年始年末だけはまだ。
「青い青い空」に登場する真子やみさとは
どんな正月を過ごしているのか?
映画の中では描かれないが、それを想像できるように
31日の高速バズで、浜松に向かった。
(つづく)
日本語を英語にするむずかしさ。 [日々報告2010]
過労でダウンしている中
次々に送られて来る英語の文章。
日本語がちゃんと英語になっているか?を確認する。
直訳するだけでは駄目、
なかなか、むずかしい。
でも、「なるほどね!」と袴田先生のように思える表現がでてくると
うれしくなる。
英語にはできない表現。例えば駄洒落は難しい。
日本語のニアンスが英語になっても、失われていないか?
確認することも大切。
アメリカ人等が読んでイメージできるか?も重要だ。
しかし、日本語の文章を読むだけでも、疲れるのに
英語はかなり厳しかった。
何日もかけて作業。それがようやく終了した。
(つづく)
鍋 [日々報告2010]
ここしばらく寝込んでいて、ブログの更新ができなかったが、
リハビリを兼ねて、少しずつブログを書いている。
早く、大ネタや深イイ話を書きたいのだが
それには、もの凄い気力が必要。気力は体力がないと駄目。
現在の体力では、まだむずかしい。
以前は長編を1日に何本も書き、2時間ごとに24時間更新!
てなこともやっていたが、ほんと元気だったな〜。
とても、自分がやったこととは思えない。
で、浜松の珈琲香爐のママのアドバイス!
「回復するには、体が暖まるものを食べなさい」
で、毎日、鍋!!!
1人で鍋はわびしいが、体にはいいみたい。
暖まるし、野菜食べるし、酒飲めるし(?)
昨日は朝、昼、晩と鍋!
食べたら寝る。1日、3回寝る。
少しずつ回復。
もう少し元気になったら、大ネタを書く。
「青い青い空」女優物語も早く書きたい。
あの少年の話も早く書かねば!
もう、少々、お待ちくだされ。
(つづく)
ダウンしながら、海外を目指す? [日々報告2010]
ドクターストップを振り切って
浜松まで舞台挨拶に行ったので
そのツケが来ている。
当分、仕事を休んで休養と言われているのに
せねばならない仕事がある。
ここ数日、寝ている時間の方が起きている時間より長い
そのわずかな起きている時間で、熱が出ないタイミングで仕事。
1時間くらいで、タイムアップ!
また、ベッドに戻る。
でも、来年は東京公開。海外進出を計画中。
がんばる!
東京の狭い狭い空 [日々報告2010]
東京に戻る。
浜松に行ったことで
精神的には元気
いろんな栄養剤をもらって
体力的にもかなり良くなったが、
3日間の疲れがどっと出る。
もう少し、養生せねばならないようだ。
(つづく)
キャメロンはやはり巨匠? [日々報告2010]
喉の痛み。咳はほとんど収まった。
が、まだ、ときどき熱が出る。体力がなく、1日に2回寝る。
ちょっと調子がよくなると、ブログで長編シリーズを書いてしまう。
そのあとまた、具合が悪くなり寝る。
体を温めると調子が良くなるようだ。何度も風呂に入り、
ジェームス・キャメロンの本を読む。
子供時代からスタート、「殺人魚フライングキラー」から
「ターミネーター」「エイリアン2」「アビス」、そして「トゥルーライズ」まで
読んだ。映画会社との戦いの連続。
スタッフとの軋轢。衝突。
それでも絶対に自分の意思を曲げず、
最後は思い通りの映画を作る。
もの凄いパワーのある人だ。
そして大ヒットを取り、評価される。
そんな彼の撮影現場は凄い。
スタッフの苦労が見えるようだ。予算超過。撮影期間延長は日常茶飯事。
1日で終わらせねばならない撮影。1週間かかる!
黒澤明のエピソードを思い出すものがある。
やはり、巨匠と成る人。ああでなければ駄目なのだろう。
いろんな巨匠、大監督の本を読んだが、皆、その部分で共通している。
僕なんて、まだまだだ・・。
ジェームス・キャメロンという人 [日々報告2010]
風呂で読書のシリーズ。
体調が悪いので、長めに入る。だから、どんどん本を読んでしまう。
現在、読んでいるのハリウッドの映画監督ジェームス・キャメロンの本。
彼の生い立ちから、いかにしてハリウッドで成功したか?
詳しく書かれている。
「ターミネーター」「エイリアン2」「アビス」「タイタニック」
とメガヒットを飛ばした監督だ。
が、個人的には高い評価はしていなかった。
それが、今年の正月映画だった「アバター」
ここで初めて、キャメロンは凄い!と思ったのだ。(かなり遅いが)
単なるアクション映画監督ではなく、
文芸作品の作家だと気づいた。
もの凄く勉強しているのも分かる。
その思考回路。知りたくて読み出した。
(つづく)
巨匠たちから学ぶ [日々報告2010]
映画監督としての勉強。
どんなことも勉強だ。
でも、一番の勉強は巨匠から学ぶこと。
とは言え、黒澤明や溝口健二。もうこの世にいない。
伊丹十三監督にも、もう会うことはできない。
生きていてもスピルバーグやルーカスには会えない。
だから、彼らの作品から学ぶ。
同時に、彼らの人生や言葉からもいろんなことを学ぶ。
だから、彼らのことを書いた本を読む。
ビジネスマンがカルロス・ゴーンやビルゲイツ
本田宗一郎や盛田昭夫の本を読むのと同じ。
先駆者や成功者の経歴や奮闘を知ること。
とても勉強になる。
黒澤明監督や大林宣彦監督の本。山ほど読んだ。
コッポラ、ルーカス、スピルバーグもかなり読んでいる。
高校時代からその種の本。たくさん読んで来た。
が、ここ数年。
直接的な映画製作に忙しく、なかなか本を読む時間もない。
なので、先にも書いたように、風呂で読書。
1日10分は読める。
(つづく)
風呂でハリウッドシステムを勉強? [日々報告2010]
風呂に入るとき
いつも本を持って入る。
日頃は落ち着いて本を読む時間もないので、せめて風呂に漬かっているとき
読書をする。
ここ10年ほど。監督だけでなくプロデュサー業もしている。
製作費集め、交渉、提携、配給。興行。宣伝。収益。権利。上映。
いかにして映画を見せて行くか?
いかに映画を伝えて行くか?
映画を作るのと同じくらいに大変な作業。
おまけに、この業界。魑魅魍魎がいっぱい。
そのシステムや流通。慣例や常識を知らずには出来ない。
この10年。様々な経験をし、いろんなこと学んだ。
でも、経験値だけでなく、より新しい情報。ハリウッドでのあり方。
その辺も勉強せねば・・と思う。