職員室シーンの撮影(5ー終)編集 [撮影15日目/職員室殴り込み]
このシーンの編集時に大切なこと。
真子(相葉香凛)や浜田先生(塩見三省)の対決。
そのカットとカットの合間に、挿入される先生たちの反応。
これが大切!
先生たちがただ見ているだけでは、盛り上がらない。
驚いた顔の映像を入れることで
「真子が衝撃的な発言をしたんだな?」
「知らない事実が暴露されたんだな?」
ということも伝わる。
その意味で上杉先生はとても、いいリアクションをしてくれていた。
結果、職員室のシーン。
上杉先生の寄り絵。何度も使わせて貰うこととなりそう。
時代劇でいうと分かりやすい
主人公がカッコいいだけではいけない。
切られ役の俳優がうまくないと、主人公のカッコよさも出ないのだ。
今回も同じ。主人公の真子たちは素晴らしかった。
それをより一層盛り上げてくれたのは
上杉先生ら脇を固めた一般からの出演者たち。
映画って、みんなの力を結集すること本当に大切。
それを象徴するのが、この職員室のシーンである。
本日も夕方には終了。
(つづく)
職員室シーンの撮影(4)別撮り [撮影15日目/職員室殴り込み]
ただ、芝居を通しで撮影すれば、
真子(相葉香凛)や浜田先生(塩見三省)の台詞を聞いて
「今、驚かないといけない!」とか「ここで首を傾げよう」
と、いうリアクションができる。
でも、先生たちの反応は全ての芝居が終了してから、まとめて撮っている。
一応、あるシーンを想定。
助監督がその部分の台詞を読む、
それだけで反応するのはむずかしい。
ところが、上杉先生。
その中で、実に見事なリアクションを見せていた。
驚くところは目を見開き。
疑問を感じると首を傾げる。
しっかりと演じてくれた。
それは編集の際、とても助かる。
(つづく)
職員室シーンの撮影(3)それぞれのリアクション [撮影15日目/職員室殴り込み]
グループによって先生たちの演技。違って来る。
浜田先生(塩見三省)グループだと、職員室に殴り込んできた真子(相葉香凛)たちを
「何を考えている! けしからん」
という顔で見つめる。
八代先生グループは
最初は驚くけど、真子たちを応援、擁護する。
中立グループは
「何だか、よく分からないけど、また、浜田先生と八代先生が揉めているな。
関わらないように、離れて様子を見よう・・」
と考える。
それぞれのグループによって、リアクションが違ってくる。
この中で一番難しいのは、実は中立グループ。
上杉先生のいる派閥。
最初は「巻き込まれないように、離れて様子を見よう」と
思っているのだけど、真子やみさとの言葉から
浜田先生が良からぬ裏工作をしていることが分かってくる。
「えっ? それはマズいでしょう?」
やがて、真子たちの思いを理解する。というもの。
その中立グループの代表が上杉先生。
なかなか、むずかしい役だ。
(つづく)
職員室シーンの撮影(2)先生たちの派閥 [撮影15日目/職員室殴り込み]
実は浜松第二高校の職員室は、
「浜田先生派」と「八代先生応援派」に分かれているという設定だ。
浜田先生(塩見三省)は考え方は古いけど政治力もあり、PTAに人気がある。
校長にも強く言える立場だ。
そんな彼を支持する教師たちが、守旧派。
それに対して「新しい形で子供たちにアプローチしよう!」
という八代先生(波岡一喜)を支持する先生たちもいる。
いわゆる改革派。
デビー先生(ミシェル)、友倉先生、石原先生が八代支持グループ。
その2つとは別に「どちらに着こうか?」
或いは「どちらかに着いて、トラブルに巻き込まれるので嫌だな」
という、先生たちを中立グループとした。
職員室には、そんな3つの派閥があるという設定。
上杉先生には中立グループに入ってもらった。
(つづく)
職員室シーンの撮影(1)最も難しかった場面 [撮影15日目/職員室殴り込み]
職員室のシーン。最も難しい撮影のひとつだった。
出演者も多かった!
職員室に殴り込む真子(相葉香凛)グループが6人。
それを迎え打つ浜田先生(塩見三省)に赤山先生。
そして八代先生(波岡一喜)。
さらに校長先生に真子のおかあさん。その他に俳優が演じる先生と
オールスターキャスト!
加えて、地元エキストラの方々。30人以上の出演者!
もう、舞台演劇のクライマックスのように
ステージに全員が上がってのバトルシーンと言える。
中でも大変なのは、
真子たちVS浜田先生の戦いを、見つめる先生役の方々。
ほとんどが地元の方で演劇経験なし。
台詞はないけど、リアクションがとても大切。
それが駄目だと物語が盛り上がらないで終わる可能性もある。
超むずかしい!!
そんな中、遠く和歌山から参加してくれたのが小玉虫パパ。
弁慶祭等で何度も舞台に上がり、お芝居をした経験あり。
それを見込んで「上杉先生」という役をお願いした。
ちゃんと担当学科もあり、
キャラ設定もある。が、
それを説明する前に、まず、
浜松第二高校、職員室の秘密から書いてみる!
(つづく)
クライマックス パート1? [撮影15日目/職員室殴り込み]
今回の作品では2度!クライマックスがある。
その1度目のシーンを撮影中!
さて、何が起こっているのか?
(つづく)
差し入れシリーズ2 北海道の名菓 [撮影15日目/職員室殴り込み]
北海道からエキストラ出演に来てくれた。
森嶋さんからの差し入れ。
北海道の名菓!
大人気で、すぐに売り切れてしまった。
(つづく)
差し入れシリーズ1 あげまんじゅう [撮影15日目/職員室殴り込み]
本日の差し入れを紹介。
まずは、メイクのミーコさんから。
あげまんじゅうです。
(つづく)
職員室ロケ! [撮影15日目/職員室殴り込み]
職員室で撮影。
このスチールはどんなシーンなのか?
谷村美月の出演した「私たちの教科書」のポスターに似ている?
んー、
このシーンを説明するのむずかしい。
とにかく、真子(相葉香凛)とみさと(草刈麻有)たちが
かっとびます!
真子(相葉香凛)みさと(草刈麻有)たちが職員室に乗り込む!
(つづく)
先生たち [撮影15日目/職員室殴り込み]
先生役はプロの役者さんだけでなく、
地元浜松の方。
遠く和歌山から来てくれたエキストラの方もいる。
つづく)