立ち稽古/リハーサル10 食われる! [立ち稽古]
そんな才気溢れる若手たちで、立ち稽古。
だが、太田組の芝居はなかなか大変。
普通なら、Aさんの見せ場はAさんがクローズアップされて、
Aさんが映える。自分のペースで演じれば、OKだ。
ところが僕の脚本で、演出だと大変。
Aさんの見せ場でも、気を抜くと、Bさんが盛り上がり、Aさんを食ってしまう
という状況が平気で生まれる。
例えAさんが数多くの台詞があったとしても、
台詞1行のBさんが、全て持って行ってしまう!ということもありえる。
さあ、どうなるのか?
今回の立ち稽古はここまで。
(つづく)
立ち稽古/リハーサル3 [立ち稽古]
浜松映画「書道♡ガールズ」の立ち稽古。
シナリオのシーン順に稽古を進めていた。
が、途中で問題点が分かった子は、その部分を集中的に特訓。
ミチル役の平沢いずみ。
英語の台詞が多い。なかなか、大変。
おまけに監督(僕ですが・・)アメリカの大学に行っていた人なので
英語には特にうるさい。
でも、ミチルは必死に勉強。その部分を繰り返し練習する。
テレビドラマ等を見ていると、英語が話せる役なのに、明らかに台詞を
丸暗記しただけ!という俳優がいる。
聞いていて、何を言っているか?分からない。
やはり、リズムやイントネーションが英語では大切。
自分の作品では、それらを大切にしたい。
がんばり屋の平沢なら、きっとやってくれるはず。
期待している。
(つづく)
立ち稽古/リハーサル2 [立ち稽古]
立ち稽古といっても、全て立ったままではない。
喫茶店のシーンでは、実際に向かい合って座り、台詞を言う。
コーヒーを飲む真似をして、リアリティを掴む。
この日はシナリオの頭から、練習。
僕が流れや位置関係を説明。
この場にいない俳優の台詞は、演出部が担当した。
(つづく)
立ち稽古/リハーサル [立ち稽古]
書道部役の若手俳優が集まり、
立ち稽古を行う。
前回の「本読み」は、座ったままシナリオを読むもの。
今回は文字通り、立って稽古をする。
シナリオを片手に動いてみる。
覚えた台詞はシナリオを見ずに言う。
動きながらの台詞は、椅子に座って話すのとまた違う。
そうやって少しずつ、リアリティを掴み、
芝居を完成させて行くのである。
(つづく)