浜松まつり体験記（９）日本人が失くしたもの。 [ロケ地めぐりの旅]
浜松まつりは、午後９時で終了する。
町中のビジネスホテルに帰り、食事をしてネットブックでメールを書いていた。
と、外から若者たちのかけ声。
「おいしょ！ おいしょ！ おいしょ！」
「え？ もう、祭は終わったはず・・？」
と、外に出てみる。
![_m_T-OTA[1].png](https://takafumiota08.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_93f/takafumiota08/_m_T-OTA5B15D-ac26b.png)
法被姿の若者たちがラッパを鳴らし、声を上げ行進して行く。
まるで凱旋のようだ。
大きな戦いに勝ち、戻って来た兵士たちが勝利を祝うように
祭のあとも、町を行進する。
見ているだけの僕が疲れ果てているのに、参加者の人たちの方が元気。
一体、このパワーはどこから来るのか？ 圧倒された。
単に体力や勢いのことを言っているのではない。
何か、忘れていたものを思い出す。
今の日本人がなくしてしまったもの。
この「浜松まつり」で感じる・・・。
（つづく）
浜松まつり体験記（８）2日目 夜のパレード [ロケ地めぐりの旅]
夜遅くまで、浜松まつりは続く。
この日の夜から、宿を町中に移動。
ザザシティ裏のサゴーホテルに滞在する。
これで帰りのバスがなくなるのを気にせずに
夜遅くまで、はままつ祭の「熱さ」を感じることができる！
（つづく）
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浜松まつり体験記（７）2日目 パワー・トウ・ザ・ピープル [ロケ地めぐりの旅]
中田島砂丘から、市街地に移動。
夕方からの第２部も、スタート前から見る。
吹奏楽のパレード。それに続く、各町の行進。
ラッパと太鼓の音が、力強く響き渡る！かけ声と共に、行進。
ジョン・レノンの歌で「パワー・トウ・ザ・ピープル」というのがある、
それを思いだした。
マーティン・ルーサー・キング・Jrの自由公民権運動のワシントン行進をも、彷彿とさせる。
祭を超えた大イベント。その迫力に圧倒・・・。
（つづく）
タグ：浜松まつり
浜松まつり体験記（６）2日目 レッドクリフ？ [ロケ地めぐりの旅]
浜松まつり。２日目、第１部。本日は最初から体験。
まるで映画。
ジョン・ウーの「レッドクリフ」のようだ！
人、人、人！
凧、凧、凧、凧、凧！
次々に上がる凧。その迫力！
写真やネットの映像。ビデオでは何度も見ていたが、
この迫力。実際に見ないと分からない。
圧倒される・・。
（つづく）
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浜松まつり体験記（４）ついに来てしまった！ [ロケ地めぐりの旅]
浜松まつりの初日。
凄い人！
電車で来たので、到着時間が大幅に遅れた。開会から見れず・・。悔しい。
おまけに、祭の流れ等も分からず、ただただ、人の多さにびっくり。
巨大な凧がいくつも上がっていることにも、圧倒された。
でも、まだ、どういう祭か？把握できない。
けど、はままつ祭を経験することが、浜松を知ることだと思える。
（つづく）
凄い人！
電車で来たので、到着時間が大幅に遅れた。開会から見れず・・。悔しい。
おまけに、祭の流れ等も分からず、ただただ、人の多さにびっくり。
巨大な凧がいくつも上がっていることにも、圧倒された。
でも、まだ、どういう祭か？把握できない。
けど、はままつ祭を経験することが、浜松を知ることだと思える。
（つづく）
タグ：浜松まつり
浜松まつり体験記（３）現地に到着！ [ロケ地めぐりの旅]
高速バスだと、新宿から浜松までは４時間ほど、
普通電車だと乗り継ぎが多く、かなり時間がかかる。
GWなので、乗客も多い。
おまけに重い荷物を持っているのに、電車では座れない路線もある。
でも、到着・・・５時間半かかった。
早々に、浜松まつりの会場に急ぐ！
（つづく）
タグ：浜松まつり
浜松まつり体験記（２）普通電車でGO! [ロケ地めぐりの旅]
何か、浜松の肝となるもの。経験する必要がある。
何だろう・・・・？
ずっと考えて来た。
撮影の前年、浜松まつりが開催されることを知る。
浜松の最大イベントであり、浜松らしさ全開の祭だということだ。
これだ！ これを体験しておくことで、大きな意味が出て来る！
浜松まつりのこと、ほとんど知らない。でも、そう感じた。
が、そう思ったときはすでに、高速バスのチケットは売り切れ。
新宿から普通電車を５回乗り換えて、浜松に向かった・・。
映画の撮影の前年。
２００９年のことである。
（つづく）
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浜松まつり体験記（１）ロケハンだけではダメ！ [ロケ地めぐりの旅]
映画「青い青い空」。
製作が決まり、考えたことがある。
題材である書道の取材、2年続けてきた。
まだまだ十分ではないが、そこそこは勉強した。
次はロケ地・浜松の勉強だ。
もちろん、映画で浜松の「歴史」や「地理」を紹介することはない。
でも、浜松を知らずして、浜松で映画は撮れない。
風景だけではない。浜松という町。浜松市民の特性。
そして浜松の空気。風を把握すること大切。
直接、それが映画に出ることはないだろう。
でも、それを知って、浜松で撮るのと、
知らないで撮るのでは違ってくるはず。
まず、徹底的にロケハン。しかし、それでは足りない。
どうすれば、浜松を深く知ること。できるのだろうか？
（つづく）
タグ：浜松まつり
はままつ祭体験記、スタート [ロケ地めぐりの旅]
浜松市、最大のイベントというと
毎年、５月に行われる浜松まつりだろう。
僕も浜松で映画を撮るにあたって、映画に祭が登場しなくても
この祭を知らずして、体験せずして、浜松で映画は撮れない！
と感じて、3年前に3日間。
祭を取材した。
今年も５月３、４、５日とはままつ祭が開催される。
そこで、ロケ地めぐりの旅を少しお休みして、
はままつ祭、目前、祭の魅力を伝えるとともに
２００９年の体験記を、お届けする。
（つづく）
