平沢いずみ/朗読会イン不忍池 [2012年]
”青い青い空”で、ミチルを演じてくれた
平沢いずみ
朗読会に出演したので、見に行かせてもらった。
場所は上野公園。
不忍池・・・唐十郎がその昔、芝居をした場所だ。
そこにある御茶屋。
平沢自身が書いた物語を、朗読。
(写真下。平沢自身が書いたお客への挨拶状。背景がステージ)
なかなか、味わい深かった。
平沢いずみは素晴らしい可能性を秘めた女優さん。
僕もまだ気づかぬ、魅力を秘めているはず。
そんな一遍を見つけようと、考えたのだ。
平沢自作のドラマは不思議な世界観があり
彼女自身が持つ透明感溢れるもの。聞き入ってしまう。
朗読劇というより、もう小さな舞台であり
平沢自身。途中から役を演じていた。
会場で、ミチルのお母さんと出会う。
先日は僕のトークショーに来てくれたし、ご挨拶せねばと思いつつ
会が終わったあと、見失う。
お母さん。すみません、次回はぜひ。
ミチルには、ミチルカラーの花束をお祝いに!
会場に入ったとたんに会ってしまったので、渡したら
超喜んでもらええて、ラッキー!
ただ、朗読が終わったあとのステージで、渡してほしい!
と言われ、そうする。
ただ、終わったどのタイミングで渡せばいいか?
少々、焦った・・。
平沢いずみブログ=> http://ameblo.jp/1zum123/entry-11285882840.html
タグ:平沢いずみ
和歌山市/ブログ読者からのコメント紹介! [2012年]
和歌山市に住む方からコメントを戴いた。
本来はコメント欄で、そのまま表示するのだけど
メールアドレスが入っていたので、
コピーし、本文だけを紹介する。
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はじめまして。
シナリオライター目指しているものです。
太田監督の「青い青い空」が和歌山で上映されるとのこと、
楽しみにしています。
是非日程をお教えください。 よろしくお願いします。
やんごろう
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コメント。ありがとう。
僕は和歌山県の田辺市生まれだが
幼稚園から小学校は和歌山市内だった。
鷺の森幼稚園に、城北小学校。
和歌山城を見上げて育った。
その和歌山市でも
僕の初監督作品”ストロベリーフィールズ”が公開
佐津川愛美、谷村美月らと舞台挨拶をしたのを思い出す。
さて、今回の”青い青い空”だが、
和歌山方面からイベント上映をしたい!
との依頼を戴いており、現在、どんなタイミングで、どのように上映すべきか?
検討してくれている。
正式に決定したら、このブログでもまたお知らせする。
他にも”和歌山で上映したい!”という団体、会社、サークルがあれば
ぜひ、連絡を戴きたい。
このブログのコメント欄に、メッセージと連絡先を記入してもらえば
こちらから連絡させて戴く。
(上映希望、問い合わせの場合は画面には表示しませんからご安心を)
7月15日に浜松市、9月に静岡市、
秋あたりには、広島でのイベント上映が準備中だ。
ようやく、シナリオ執筆。順調!(下) [2012年]
シナリオを書くというのは、ある意味。
宗教の修行のようなものかもしれない。
解脱(?)するまで、滝に打たれるような?
でも、なかなか解脱はできない。
本当に霊が降りてくることが大切?
ただ、解脱したら、もう日常に戻るのがむずかしい。
今、僕の頭の中では、
4人家族が原発事故に巻き込まれて逃げている。
もう、僕がどう展開させるか?
ではなく。勝手に主人公たちが動いている。
そう書くと、”やっぱ、監督。狂ったんだ・・”と言われそうだが
物語を作るとは、そういうもの。
しっかりとした設定を作れば、登場人物は主張を始め
勝手に走り出すのだ。
今回の登場人物。先にも紹介したが、4人家族の物語。
まじめで不器用なお父さん。
元気で理解あるお母さん(こんな設定は僕の作品ではめずらしい)
早く実家を出て都会に行きたい大学生の姉
動物好きで、いつも元気な中学生の妹。
彼等、彼女らが、もう独立して、動き回る。
一応、主人公は姉と妹だが、油断すると、お父さんが主役の座を脅かす。
その家族が原発事故に巻き込まれる。
昨夜は避難所での生活を書いた。
いや、もう書いたというより、連続ドラマを見ている感覚。
書いているという意識ではなく、見つめているという感じ。
どうなるんだろう? 大丈夫だろうか?
この先どうなるんだろう? 書きながら涙が溢れることもある。
こんな感覚に襲われるときは、かなりいいものになる。
”ストロベリーフィールズ”も、”青い青い空”もそうだった。
おおまかなストーリーは決めているが、書いている僕にも
物語がどんな結末になるのか? まだ分からない。
(つづく)
ようやく、シナリオ執筆。順調!(中) [2012年]
次回作のシナリオ。原発事故の物語。
ネットカフェで缶詰になり執筆!
精神力の限界まで来て書けなくなったら、帰宅。
その日、録画したニュース番組を片っ端から見て、
原発関係のものがあれば保存。
さらに、参考になる映画やビデオを見る。
それらを見ながら、シナリオの展開を考える。
と、夜が開けて来る。が、すぐに寝られず、焼酎を飲む。
久々に、ザ・作家の生活が続く。
起きてから寝るまで、シナリオのことを考えている。
ここで人と話しをしたり、別の作業をすると、
それこそ、シナリオの霊が去って行く。
現在、シナリオは70P!
予定は90Pだが、もう少し長くなるかも?
いい調子だが、このパターンに入り込むまでが大変だった。
(つづく)
ようやく、シナリオ執筆。順調!(上) [2012年]
このところの生活パターン
昼過ぎに起きる。
そのままパソコンに向かいメールチェック。
そして、ツイッター、フェイスブック、ブログを更新。
”青い青い空”ブログは、
このところ、アンコールシリーズが多いので助かる、
以前は、毎日3時間くらいかけて書いていた。
文章を作り、写真を加工して、貼付け、タイマーを仕掛ける。
1日に3回くらい更新。(特に映画公開前からは、1日に何度も更新)
ちょっと力が入ると、5−6時間はかjかってしまう。
ブログだけで、1日が終わることも多かった・・。
ふーーー、原稿料も出ないのに、よく続いたものだ・・
(もう、6年も連載を続けている!)
このところアンコールシリーズが多いが、それで1時間はかかる。
その後、近所のファミレスへ
ランチタイムも終わりの時間なので、ガラガラの店内で
サラダを三杯おかわりしながら、作業。
原発事故の本を読み、日付、時間を抜き出し、記録。
その合間にツイッターや友人らのブログもチェック。
俳優たちのブログも見ている。
2時間ほど店で作業してから、ネットカフェへ
(つづく)
次回作のシナリオ。執筆中/報道では伝わらないことを伝える! [2012年]
次回作のシナリオ(原発事故の話)
ついに60Pを超えた。
海に近い田舎町に住む4人家族
その地区にある原発で爆発事故。
家族は避難を余儀なくされる。
本日は、勧告がなされ、その家族が避難する場面までを書く。
書いていて涙がこぼれるシーンも・・・
現実の中で、テレビや新聞の報道で
「避難勧告が出た。避難した。被爆検査を受けた」
と聞いても、「へーーー大変だな・・」としか思わないことが多いが
実際にその場面を書いていくと、いかに過酷なことであるか?
を実感する。
そう。報道で、テレビや新聞で事実を知るだけでは
本当に辛さや過酷さ。そして悲しみは伝わってこない。
その痛みを共有し、多くの人に伝えるには
やはり、物語である必要がある。
このシナリオ。
何とか書き上げて、映画化せねば!と改めて痛感した。
問題は山済みだけど・・
(つづく)
太田監督、参加のイベントお知らせ [2012年]
太田隆文監督・予定
2月 河口湖映画祭、”青い青い空”上映。トークイベント(済み)
6月 映画”ムンクの叫び” トークイベント(済み)
7月 2日 シナリオ倶楽部 トークイベント参加
7月15日 ”青い青い空”イベント上映 イン 浜松
トークイベント
9月 ”青い青い空”イベント上映 イン 静岡市
講演会
次回作のシナリオ執筆中(下)/ネットカフェで作業 [2012年]
早々にパソコンの前へ!
先に作った事故の経緯表を見ながら、物語を書いて行く!
今回も家族の物語だが、主人公は2人の姉妹。
姉は大学生(陽気な感じのミチルイメージ)
美大に通っていて、ロックが好き・・。
妹は中学3年生(元気な三美子のイメージ)
動物と自然が大好き!
と書いても”青い青い空”を見てない人には分からないので
”となりのトトロ”の姉妹のイメージだと思ってもらえばOK。
さらに、姉妹のお父さんとお母さん。
どこにでもいる普通の家族。舞台は海に近い田舎町だ。
そんな町にも原発がある
現在は止まっているが、いつ再稼働するか?分からない。
そこに地震。
原発の下を活断層が通っていたのだ。
福島の事故と同じ展開・・周辺の放射能値は上がるが、テレビでは
”原発の格納容器は健全に保たれています。放射能が漏れることはありません”
と繰り返す。
そんな中、原発が見える丘に上がる妹。
その目の前で、大爆発が起こり、キノコ雲が立ち上る・・。
やがて、こちら向きに強い風が吹いて来るのだった・・
あーーーーーー!と、いうのところまで書く。
原発事故の怖さを描くだけでなく、家族とは何か?
本当の幸せとは何か?を追求するドラマ。
ふと気づくと数時間経過。
ページはついに50Pを越える。
予定は90Pなので(でも、いつも超えてしまうが)半分以上進んだことになる。
シナリオ執筆開始から1ヶ月
いつになく苦しい戦いが続いているが、ようやくここまで来た。
(つづく)
次回作のシナリオ執筆中(中)/ファミレスで作業 [2012年]
1日、休業にしたとは言え、
録画しているニュース番組。片っ端から見て
原発関連の部分のみを、保存。
てなことしていると休んだことにならないか?
でも、休んだだけあり、翌日は少し元気。
近所のファミレスで、野菜サラダ食べ放題へ
食べながらも仕事。
シナリオがかなり進行したので、原発事故の時間経緯表をさらに作る。
すでに5日まで出来ていたが、その後を書き足す。
原発事故関係の本を読み、日時、場所、時間が出て来たら抜き出す。
ルポとして書かれたものは時間順に書かれていないことが多い
それを時間順に直す。
官房長官は何と発言したのか?
どの段階で”直ちに健康被害はない”と言ったのか?
詳しく記録していく。
本を読む=>見つける=>書き出す=>本読み=>
簡単そうでいて時間がかかり、肩が凝る作業だ。
2時間ほどファミレスで作業。
体調が悪いとこの段階で疲れ切り、帰宅するが、この日はOK。
何だか”書ける!”という気がする。
1日休んだのがよかったのか? でも、自宅へ戻ると気が抜けるかも?
帰り道でネットカフェへ!
その途中で他のことを考えると、またシナリオの霊が逃げてしまう。
iPodでテーマミュージックを聴きながらカフェを目指す。
いつも、僕はシナリオ執筆時から音楽を決めて、それを聴きながら書く。
今回はエンニョ・モリコーネ!
といっても、マカロニウエスタンではない。
あの映画のメインテーマである。(秘密)
さて、カフェに到着だ・・
果たして・・。
(つづく)
次回作のシナリオ執筆中(上)/休業日 [2012年]
5日続けて、全力でシナリオを書いたら
本日は疲労困憊で何もできず、1日ダラダラしてしまう・・
こんなことではいけない!
根性、根性、ど根性!
とパソコンに向かうが、なかなか書き出せない。
そうか・・いつも、こんなことして無理するから、
過労で倒れるんだ。
会社員なら5日働けば2日。休むんだよな・・。
でも、昔からそんな生活をしたことがないので、むずかしい。
土日、どころか、気づかずに祭日も仕事をして
取引先の会社に電話して、”何で誰もでない!”と激怒したりしている。
盆暮れも仕事。
それが映画人の日常・・・だから、嫌が上にも、まとめて数ヶ月間。
休まざるを得なくなるのだ。
しかし、そんな生活をいつまでも続けていると
今度こそ、過労死してしまう。
今年、早々に同世代の友人が病死。今も信じられない。
次は僕の番かもしれない・・・そう思えて、その日は休業にした。
40代までは考えられないことだ。
(つづく)