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「愛の貧乏脱出大作戦」(5)/お客は見抜く [東京公開準備]

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 ラーメン作りと映画作り。まだまだ、共通点がある。

 どちらも、お客様に喜んでもらうこと一番大切。

 楽して、儲けようとすると、必ず失敗する。

 手抜きをすると、必ずお客は見抜く。

 映画でも、昔はテレビで大宣伝すれば、詰まらない映画でも大ヒットした。

 でも、今は違う。大宣伝しても、真剣に作っていない作品。

 大コケする。

 少しばかり客が来ても、大ヒットでしない。

 人気のシリーズ、話題作でも、意外にヒットしていないものがある。

 テレビスポットでは「大ヒット上映中」と宣伝するので

 気づかれないことが多いが、

 「え?」というほど、客が入らないこと多い。

 客は馬鹿ではない。

 いつか「あれ?」と思い出し、見るのをやめてしまう。

 ラーメン屋と同じ。

 すぐに味が落ちたことには気づかないが、やがては気づくのだ。

 映画も同じ。

 結局、お手軽に作ってはいけないのだ。

 ブームに乗せて安易に作っては駄目なのだ。

 スープ作りに時間がかけるから、美味しいラーメンができる。
 
 映画作りも、月日をかけるから、いいものが出来る。

 しかし、問題が残る・・。

 「愛の貧乏脱出大作戦」

 駄目職人たちが努力して、おいしいラーメンを作れたところで終わる。

 ハッピーエンド?

 いや、大きな疑問が残る・・。

 (つづく)


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「愛の貧乏脱出大作戦」(4)/古い方法論 [東京公開準備]

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 映画監督も同じだ。

 毎年、映画を監督している人がいた。

 年1本、監督するのは凄いことで

 何年も撮れない監督たちからは、羨望の目で見られていた。

 が、彼はそれが当たり前になり、

 手抜きを始める。人気ラーメンの職人と同じ。

 過去の作品の焼き直し。同じテーマの繰り返し。

 新たな挑戦はしない。お手軽にできる作品を作る。

 当然、客は減って来る。やがて、監督依頼が来なくなった。

 ラーメン屋と映画監督も、同じなのだ・・。

 いくら売れていても、手抜きをするとやがて客は来なくなる。

 ラーメン職人と映画スタッフも共通すること多い。

 番組に登場した客の来ないラーメン屋の主人。

 20年以上、仕事をしている。

 店は繁盛していないけど、それなりのプライドがある。

 そのプライドが邪魔して、自分の至らなさを認めることができない。

 新しいもの。受け入れることができない。

 過去に学んだ古い方法論を振り回す。

 詰まらないプライド。彼の成長をストップさせている。

 映画スタッフでも、ベテランの人。

 古い方法論を振り回し、過去のやり方を通そうとする人がいる。

 「俺はこのやり方でやって来たんだから、変えるつもりはない!」
 
 過去の栄光を振りかざす。

 ラーメンと同じ。昔、人気だったラーメン作り。

 今、実践しても通用しない。映画も同じ。

 結局、映画作りの足を引っぱり、作品レベルを下げるだけになる。

 ラーメンと映画・・ほんと共通する!

 (つづく)

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「青い青い空」公開まであと5日! [東京公開準備]

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 涙の青春映画「青い青い空」

 後半50分は涙の連続

 公開まであと5日!

 東京、お台場、シネマメディアージュ

 今週3月5日(土)〜公開  

 ■お台場シネマメディアージュ

3/5(土) 10:20 / 14:20(*初回上映の後舞台挨拶有)

3/6(日) 10:20 / 14:20(*初回上映の後舞台挨拶有)

3/7(月)~3/11(金) 14:20 / 20:20

※3/12以降の上映スケジュールは3/1より発表

 ■国際映画祭 正式出品決定

 JFFLA2011 -Japan Film Festival Los Angeles-

 開催場所 ロサンゼルス

 開催期間 4/8~4/17
 
 Hollywood (LA) 4/8~4/9/ Little Tokyo (LA) 4/10/ Irvine (Irvine) 4/16~4/17

 www.jffla.org



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「愛の貧乏脱出大作戦」(3)/カルトQ [東京公開準備]

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 時間をかけないと、客がよろこんでくれるスープはできない。

 映画も同じだ。

 通常映画は企画スタートから、撮影までに1年はかかる。

 コンセプト作り、取材、シナハン、シナリオ、キャスティング、ロケハン。

 そして、ようやく撮影だ。

 公開までにはさらに1年かかる。

 なのに、その昔。企画スタートから完成まで3ヶ月という作品があった。

 「大丈夫なのかな?」と思っていたら

 やはり、それなりの作品にしかならなかった。

 時間をかけて、取材していない。

 いや、できなかった。それが全編に漂う。上辺だけのドラマに見える。

 シナリオにも時間がかかっていない。

 過去の名作から借りて来た設定。焼き直して、組合わせている。

 ラーメンでいうと、他の人気ラーメンをいろいろ真似て作ったような感じ。

 でも、それで感動は与えられない。

 一般のお客。ラーメンでも、映画でも厳しい目で見られる。

 手抜きはすぐにバレる。

 当然、大コケした。

 個人的には、取材やシナリオの大切さを痛感。勉強になった。

 映画はやはりラーメン作りと同じ。

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 以前、通っていたカットハウス(床屋です)。

 担当してくれていたのは、懐かしの番組「カルトQ」

 そのラーメン・チャンピオンだった。

 こんな話をしてくれた。

 「雑誌で、今、人気のラーメン店とか書かれているのは、

 もう駄目な店なんですよ。

 ラーメン屋も人間なので、ちょっと人気が出ると、手を抜く。

 おいしいラーメンを作るより、大勢来る客をさばいて収入を上げることに頭が行く。

 当然、クオリティが下がる。

 でも、よほどの人じゃないと、それに気づかない。

 ラーメン屋はどんどん手を抜く。

 次第に客も気づいて来る。それでもマスコミが煽るから、どんどん客は来る。

 けど、やがて皆気づくんですよ。客はバカじゃないですから。

 つまり、マスコミが取材するようになったら

 その店はもう駄目なんです。そこから堕落が始まる・・」

 映画監督も同じだ・・。

 (つづく)


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「愛の貧乏脱出大作戦」(2)/ベストキッドと同じ [東京公開準備]

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 「愛の貧乏脱出大作戦」は

 流行らないラーメン屋、潰れる寸前のレストランをやっている店主。

 有名店の職人に特訓を受けて、店を立て直すという番組。

 簡単にいうと映画「ベストキッド」のようなもの。

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 いじめられっ子の子供が、クンフーの達人J・チェンの特訓を受け

 強くなり、皆を見返す。

 同じように駄目な職人が、その道の名人にしごかれ、成長し、成功する。
 
 そのドキュメンタリー版(バラエティ版?)なのだ。

 この日の放送を見ていた感じたこと。

 ラーメン作りも、映画作りも同じということだ。

 ある職人さんの店。なぜ、流行らないか?

 準備に4時間しかかけていないから。

 8時間かければ、美味しいスープができるのに

 それを4時間で済ませるから、客が満足しない。

 手抜きをするから駄目。

 だから、流行らない。

 
 (つづく)

 

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「愛の貧乏脱出大作戦」(1)/10年前の番組 [東京公開準備]

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 先週は本当にハードな1週間。

 6本くらいの作業が同時進行して

 生放送出演から、宅配業から編集、執筆まで。

 全て宣伝活動。どれもギャラが出る訳ではない。

 「何で、ここまでやっているのか?」

 自身でも疑問になるほど、忙しかった。

 おまけに体調不良は続いている。この間もある医療関係の方に

 「監督、熱あるでしょう?」

 と指摘された。そんな顔をしていたようだ。

 幸い日曜日は、どこからもチラシ希望の連絡なく、

 久々に1日。自宅。アメリカ版の編集作業をした。

 が、夕方には体力が尽きる。

 ベッドでダウン。

 ここ数ヶ月。何となくテレビをつけて・・・なんてことはなかったが

 そのテレビをつけると、何と、懐かしい。

 みのもんたの「愛の貧乏脱出大作戦」

 その特番を放送していた。

 もう、10年以上前の番組だ・・。

 いろいろと、思うところがあった・・。

 (つづく)


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朝食と昼食と夕食 [東京公開準備]

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 先日の朝食、昼食、夕食。

 時間がないので、早く済むもの。

 健康によくないが、食べないよりいいかも。

 あっ、一時期、食欲がなかったが

 最近は少し、出てきた。

 トンカツ。たべた〜いとか思うのは

 いい傾向か?

 (つづく)


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ほとんど宅配便業? [東京公開準備]

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 昨夜、照明部の助手さんから電話。

 「明日、つつじヶ丘で公演する、劇団の照明を担当するんですけど

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  (本日は13時・17時開演)

 その公演で『青い青い空』のチラシを配ってくれるそうです」

 今日の明日だ。送ると間に合わない。

 本日。京王線で、チラシ。あるだけ届ける。

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 午後。友人のブログ見る。

 「青い青い空の前売り券。静岡プラザで売り切れ。買えなかった!」

 連絡。今から持って行くぜよ!

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 10枚お買い上げ!

 ありがとうございます。

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 夜、照明部技師からメール。

 「知り合いが勤める施設。子供たちがたくさんくるところで

 チラシを置いてくれるとのこと。150枚ほど送ってほしい」

 皆、総出で宣伝してくれている。

 通常、映画が完成したらスタッフは宣伝には関係しない。

 なのに皆、連絡をくれ、宣伝してくれている・・。

 涙・・・。

 (つづく)


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続・映画を1本監督すると、10年寿命が縮む? [東京公開準備]

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 そう言えば、今回の「青い青い空」で

 波岡一喜君と

 前作の「ストロベリーフィールズ」以来

 5年ぶりに再会したときも言われた。

 「監督、髪どうしたんですか?

 真っ白じゃないですか?

 何があったんですか?」

 「映画1本監督すると、こうなるんや!

 この『青い青い空』終わったら、白髪では済まへんなあ

 頭、剥げてるかも?」

 5年前。30代の波岡君と並んでも、同級生で通るくらいだった。

 でも、今は差が大きく広がった。

 やはり、映画1本監督するのは

 「恐怖新聞」を読むようなものか?

 (注・つのだじろうの漫画で「恐怖新聞」というのがあって

 それを読むと1年寿命が縮まるという恐い物語)

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映画1本監督すると、寿命が10年縮む? [東京公開準備]

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 今、放送が終わった。

 あまりバカなことは、言ってなかったことを確認

 いつも映画監督というより、売れないお笑いタレントのような発言が多く

 あとで後悔することが多い。が、今回は大丈夫のよう。

 ほっとしているところだ。

 「シネマストリート」のパーソナリティ

 岡村洋一さんは俳優で、大林監督の「理由」にも出演している。
 
 僕はメイキングを担当していた。
 
 そんな縁もあり、5年前の「ストロベリーフィールズ」公開のときにも

 この番組に出して頂いた。

 あれから5年。今回「青い青い空」で再びゲストとして呼んで頂いた。

 そんな岡村洋一さんに言われた。

 「前に会ったときは、映画青年だったけど、

 すっかり髪が白くなって、映画おじさんだね?
 
 次に会うときは、映画じいさんになっているかも?」

 まさに、その通り。5年前は髪がまっくろ。

 43歳だったが、まだ30代に見られたものだ。

 映画1本撮ると3倍、歳を取るののかも?

 いやいや、映画1本撮ると、寿命が10年縮むのでは?

 「恐怖新聞」みたい?

(つづく)

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