ミチル/「青い青い空」以前の物語(6)デビー先生 [ミチル/青い青い空以前の物語]
英語教師のデビー。
日本文化に興味を持ち、英語教師の仕事を見つけ
この学校にやってきた。
日本語はあまりできない。でも、ミチルにとって
英語で話ができる友人となった。
「Michiru Teach me about Japanese culture」
デビーにとっても、ミチルは日本文化を教えてくれる案内人。
すぐに仲良くなる。
あるとき、ミチルがよく知る書道教室に連れて行った。
卓也の弟・コータも通うところ。
デビーに英語で書道を説明した。
「This is sumi. first of all,we do like this」
ふと見ると、クラスメートの真子とみさと。窓から覗いている。
一番ムカつく2人だ。
成績も悪く、クラスでもバカ扱いされているコンビ。
みさとは頭に来るとすぐ暴れる。
男子でも殴り倒す。クラスメートからも危険人物扱い。
おまけに芸能界志望というから始末に悪い。
真子は殻にこもり、何を考えているのか?分からない子。
日本人に多いタイプ、大嫌い。
そんな駄目な2人。
「書道なんてダサい」と話をしている。「愚者」としか言いようがない。
相変わらず、ミチルの口癖は同じ
「この学校。面白くない・・」
それが数日後、アンビリーバボーな事件が起こる!
その真子とみさと、超駄目コンビが
よりによって、書道部に入部したのだ!
ありえない!?
(つづく)
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