SSブログ

墨かけ合戦シーン。笑いが遅れる? [LAの映画祭参加]

_D3S6324.jpg

 墨かけシーン

 ここまで、日本で笑ったシーンは皆笑い。涙のシーンは皆、涙だ。

 大きな紙に、大きな文字を書く練習。

 見るからに皆、下手!っという感じ。

 _D3S6326.jpg

 でも、アメリカ人観客。真剣に見ている。

 トン子(田辺愛美)と卓也が揉めて、墨のつけ合いに

 やがて、みさと(草刈麻有)も加わって墨かけに

 _D3S6409.jpg

 だが、観客はまだ真剣に見ている。

 途中からようやく笑いだす。ここは日本と違うリアクション。

 理由は分かった。

 ここは僕の認識不足。「分かるよね〜」発想に捕われていたのだ。

 日本人が見れば、書道部員たちの大字を書く姿。やる気もなく、意気がない。

 「まだまだ、下手だし、遊び半分だな」

 と分かる。が、アメリカ人が見ると

 巨大な紙に筆で文字を書くこと自体に興味があり

 真剣に見てしまう。

 _D3S6391.jpg

 そこからお笑いシーンになっていくことに乗り遅れるのだ。

 後半戦は皆、体を揺らして笑っていたが、

 _D3S6494.jpg_D3S6506.jpg

 ここが唯一、日本と違う反応。

 まだまだ、僕も日本の発想に縛られていること痛感。

 上映はつづく

 (つづく)

 jff2011poster_large.jpg



nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。