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ローリングストーンズの台詞で笑い? [LAの映画祭参加]

 「青い青い空」の上映が続く。

 面白い反応に気づく。

 まず、八代先生(波岡一喜)が体育館で、大きな筆で大字を書くシーン。

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 最初は書道に対する興味で、真剣に見ているが

 書いていたのが「Rock'n Roll」だと分かると

 笑い声が起こる。

 そして、同じく八代先生がノーサレンダーを聴く真子(相葉香凛)との会話シーン

 「ローリングストーンズは聴かへんのか?」

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 その台詞で笑い声。

 理由はこうだ。観客のみなさん。日本映画だと思って見ている。

 それも書道が題材。
 
 なのに、馴染みあるストーンズの名前。筆で「Rock'n Roll」の文字。

 言い換えれば、アメリカ映画を見ていて、

 「矢沢永吉。聴いたことあるか?」という

 英語の台詞が出てくるようなもの。

 或いはアメリカ人が富士山の絵を書いているシーンがある。

 何だか、不思議な感じがすることでの笑いなのだ。

 さらに、同じ反応はデビー先生(ミシェル)のシーンでも起こる。

 授業でデビーが英語で話す場面。

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 みさと(草刈麻有)がビデオカメラに向かって英語で話すシーン。

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 この辺も「英語ダーーー」という驚きの反応。

 これらも先と同じ。

 アメリカ映画を見ていたら、主人公が急に日本語を話すシーンのようなもの

 スティーブン・セガールの映画で、彼が日本語で

 「ナベチャン。チョウシ ドウ?」(辺ちゃん。調子はどう?)

 という台詞があって、大笑いしたことがある。

 急に自国語が出て来ると、不思議な気がし、笑ってしまう感覚がある。

 そしてアメリカ人観客の表情を見ていると、単に笑っているというより
 
 よく知るアーティストや英語が出て来ることで、

 親近感を持ってくれていること強く感じる。

 (つづく)

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