日本人のスピーチは退屈?(下) [LAの映画祭参加]
ケネディ大統領の就任スピーチ、感動的だった。
「Ask not what your country can do for you .
ask what can you do for your country」
様々なアメリカンの名演説の中あで、僕が一番好きなのは
公民権運動家マーティン・ルーサーキングが
暗殺される前に行ったスピーチ。
「I have a dream last night」
から始まるもの。感動もので鳥肌が立ち、涙が零れる。
アメリカは歴史に残る人物は皆、素晴らしいスピーチを残している。
他民族国家アメリカ。
「言わなくても分かるよね?」発想はない。
日本では「不言実行」と言われるが、アメリカでは「有言実行」が大切。
やはり、言葉によって気持ちを伝えることが重要なのだ。
現大統領のオバマも、有名なフレーズがある。
「Yes We can」
アメリカ人のスピーチを聴いていると、ロックコンサートの乗り。
「オーーイェーーーー!」という感じ。
それが大切なのだ。
日本的なスピーチをしても伝わらない。
「本日はお越し頂き、まことにありがとうございます。
ご紹介に与りました私が監督の太田です・・」
とか日本風の挨拶をしても、伝わらない。
「日本人って感情が伝わらなく、よく分からない」ということになる。
「来てくれて、ありがとう! サンキュー!」
やはり、ロックコンサートの乗りだ。
うまく行くかどうか?分からないが、本日のスピーチはそれで行く。
「Yes I can!」
(つづく)