SSブログ

上映を前にして想ったこと(2)スペシャル [LAの映画祭参加]

P1040393.jpg

 留学前から、僕はアメリカに関して詳しかった。

 映画を通じて、文化や歴史。習慣や発想を学んでいる。

 音楽も、芸能も、テレビ番組も、アメリカ人並み?

 英語は話せないのに、ビートルズの歌は歌える!

IMG_6565.jpg

 英語コースの先生から言われた

 「You so American boy !」

 だが、やがて気づく。

 アメリカにいる映画ファンやロックおたく。

 映画監督志望の青年たちと、僕は同じなのだ。

 監督になるには、彼らになく。僕しか持ってない何かがないと駄目。

 つまり、監督というのは、

 その人にしか撮れない映画を作らねば意味がないのだ。
 
 
 黒澤明が監督すればクロサワ的。

 P1040630.jpg

 スピルバーグが撮ればスピルバーグ。

 誰にも真似できない面白さがある。

 皆、自分なりのスペシャルをもっていた。

 P1040377_2.jpg

 ミュージシャンで言えば分かりやすい。人と同じでは認められないのだ。

 マイケル・ジャクソンは世界にただ1人。

 彼の歌も、踊りも、魅力的だ。

 P1030864.jpg

 ブルース・スプリングスティーンの世界観、彼独自のもの

 皆、独特の世界を持ち、哲学があり、スタイルがある。

 誰とも似ておらず、心に響く作品を作り出す。

 P1020683.jpg

 皆、個性があり、スタイルがある。

 誰も持ち得ないスペシャルがある。

 映画監督も同じなのだ。

 他の人が監督しても同じ作品を作るのであれば、その監督は必要とされない。

 それを僕は何も持っていなかった・・・。



 (つづく)

 jff2011poster_large.jpg
nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。