自分のスタイル。自分のキャラ(12)推理小説? [最近、考えたこと]
意外なことは続く。
僕は推理小説が好きで、小学生の頃からよく読んでいた。
帰国してからは、当時人気だった新本格派。
島田荘司、綾辻行人という作家たちを好んで読んだ。
でも、ミステリー映画を作りたいと思ったことはない。
お世話になっている監督から、2時間ドラマ用に企画書を頼まれた。
それが好評で、何度も書かせてもらった。
「書きたい」というものと。「書ける」ものとは違うようだ。
「青春もの」と「ミステリー」
そして、僕の脚本家デビュー作はその混合。
「青春ミステリー」となった。
「アルティメット・クライシス」という、水野美紀主演のVシネマである。
(つづく)