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映画は民主主義では出来ない?(3) [ポストプロダクション2]

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  映画というのは全てについて、監督が決断せねばならない。

 ということは、

 物語が面白くなかったら、感動できなかったら、

 ドキドキできなかったら、泣けなかったら、

 俳優が下手なら、カメラが下手なら、

 音楽が良くなかったら

 それは全て監督の「責任」なのである。  

 それが映画だ。

 監督はシナリオ。キャスティング、スタッフィング、ロケハン。編集まで

 全てを決定し、責任を持たねばならない。

 
 (つづく)

 
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