SSブログ

「ミンボーの女」と「野良犬」 [最近、考えたこと]

  その意味で「教師もの」ドラマにしてはいけない。

 では、何のか?

 伊丹十三監督が「ミンボーの女」を作るとき、器を何にするか?考えたという。

 「映画を作るときは、その受け皿を過去の名作に探す」

 というようなことを言っていた。

 民事介入暴力の物語をどんな器に入れれば、分かりやすく、見やすく、面白いか?

 結局、ご本人はその答えを言っていないが、

 間違えなく黒澤明監督の「野良犬」だ。

 多くの人に馴染みのある刑事ドラマを器にして、ミンボーを描いたのだ。

 では、僕の場合はどうか?

 (つづく)



nice!(1) 
共通テーマ:映画

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。