浜松オーディション物語(16)参加することの意味 [地元オーディション]
彼は5年前、僕の前作「ストロベリーフィールズ」
その和歌山オーディションにも、参加してくれていた。
残念ながら、出演はしてもらえなかったが、映画完成後に、宣伝等で大応援してくれた。
といって、今回のオーディションで、えこひいきはしない。
そう伝えると、彼はこう言った。
「採用されなくてもいいんです。太田監督のブログ毎日、読んでます。
浜松でオーディションがあることを知りました。
知っているのに何もしないと、必ず後悔する。
オーディションに挑戦して落ちたのなら満足できます。
だから、来ました。そして、来てよかったです・・・」
(つづく)