続・今回の作品 シナリオについて(9)無難な作品? [脚本]
なので、シナリオが出来たときは、
ある程度、それが出来る友人に読んでもらう。
いつも、お願いするのは、娯楽映画が好きな友人B君。
ミニシアター系が好きなA君。まずはその2人。
趣味が両極端なので(?)とても参考になる。
しかし、両者ともに「よかったよ!」というときは危険。
どちらかがシナリオを全否定したときが、ベストということもある。
映画会社で、シナリオ決定稿を決めるとき、
複数いるプロデュサーが「いいね」と言い、
監督が「これがいい」と言い、
主演俳優の事務所がOKを出さないと
シナリオが決定しない。
が、結果、それでは平凡な作品になることが多い・・。
誰もが認めるシナリオとは、個性のない無難な作品であることが多いからだ。
(つづく)