スピルバーグの秘密主義(2) [映画界の話]
スピルバーグやルーカス。製作中の作品を秘密にした理由。
ひとつにはストーリーを内緒にして、映画を見るときに楽しんでもらうように。
もうひとつは、事前に物語がバレてパクられるのを恐れたため。
そして若くして成功した彼らを妬む人々から、邪魔されないように。というのもあったと思える。
20〜30代にして大成功を納めたスピルバーグやルーカス。映画ファンである僕らからすると、ヒーローであった。
が、映画界の年寄りからすると、「あんなものは映画じゃない!」とかなり批判されていたからである・・・。
実際、スピルバーグは何度もアカデミー賞にノミネートされたが、監督賞を取れたのはかなりあと。
「カラーパープル」のときは、ノミネート9部門。オスカー0だった。
(つづく)