僕の好きな映画のエンディング [ポストプロダクション2]
僕が大スキなエンディングというと
ロン・ハワード監督の「コクーン」
日本ではヒットしなかった映画だが、この終わり方は本当に素晴らしい。
あと、M・ナイト・シャマラン監督の「サイン」
映画が終わった瞬間。
「参りました!」とスクリーンに向けて頭を下げた。
「スケアクロウ」も凄かった。
ここで終わるか!!という感じだが、見事。
名作、ヒット作というのは、やはり、見事なエンディングを見せる。
(つづく)
男性は中年になるとセンスがなくなる? [ポストプロダクション2]
1980年代の日本映画。エンディングが駄目な理由。
やはり、当時の監督は50代、60代の高齢者が多く
やはり、センスがなかったのだと思える。
男性は40代を過ぎると、感受性が鈍くなり無神経になりがち。
いわゆる若い女の子に嫌われる「おじさん」的な部分が強くなる。
また、中年になると音楽や流行に対する興味が失われ、
センスが古くなるということもある。
おじさんPが「これが女子高生に受ける物語だ」とかいうと絶対に当たらない。
逆に「今時の女子高生がこんなもので感動するか?」というものがウケたりする。
偉そうなことは言えない。僕も魔の50代が近づいている。
1980年代の日本映画の問題 [ポストプロダクション2]
北野武監督の映画。
本当に素晴らしい終わり方をするが
(公開中の新作は別だが)
日本映画。特に1980年代の作品は
ほんとうにセンスのない。無神経なエンディングが多かった。
自分が監督になれたら、「あんな形の終わり方だけはすまい!」
と思ったもの!
だが、そこには理由があった・・。
(つづく)
「HANAーBI」のエンディング [ポストプロダクション2]
さほど面白くない映画でも、
エンディングがいいと全てを許せる気になる。
どんなに面白い映画でも、エンディングが悪いと、駄作だと思える。
そのよし悪しは技術というより、センスだ。
北野武監督の作品
見事!としか言えない素晴らしいエンディングの映画が多い。
「HANA-BI」
「参りました!」というくらいに凄い。
逃亡する主人公たち。波打ち際にいて、カメラは海へパーンして行く。
そこで2発の銃声。
驚いた顔の少女。フェードアウトせずに、いきなりブラックアウト。
エンディングタイトル。
本当に素晴らしい! ベネチア映画際グランプリも納得の終わり方。
「ブラザー」も凄かった。
あそこで終わるとは思わなかった! 本当に凄い。
でも、そんなエンディングを作り出すのは、努力だけでは駄目だ。
(つづく)
「ロッキー」のエンディング [ポストプロダクション2]
映画の終わり方、オーソドックスだが、うまいのは
アカデミー賞も穫ったボクシング映画「ロッキー」
ボクシングの試合が終わり、主人公のロッキーが恋人のエイドリアンと抱き合う。
そこでストップモーション。音楽が終わり。
感傷的なエンディングテーマが流れて、クレジット。
テレビ放映で見ると、最後のクレジットが完全にカットされ
物語の余韻に浸れない。
やはり、あのエンディング・クレジットが大きな意味を持つのだ。
(つづく)
映画は終わり方が大切! [ポストプロダクション2]
映画のエンディングに大切なのは
映像と音楽のコンビネーション。
「いかなる形でエンディング・クレジットに繋がるか?」
である。
エンディング・クレジットというのは
キャスト&スタッフの名前が長々と出るアレだが
単に関係者を紹介するだけでなく、そこの流れる音楽によって
物語の余韻に浸ることができる。
そこで劇場の席を立ち出て行く人がいるが、もったいない。
いい映画であれば、少しでも長く、感動に浸っていたいもの。
(つづく)
映画の終わり方 [ポストプロダクション2]
映画の終わり方はとても大事!
どんなに感動した映画でも、エンディングが駄目だと全てぶち壊しだ。
例えば「バック・トウ・ザ・フューチャー」
(写真上は僕がアメリカ留学時に撮った「3」の看板)
メチャメチャ面白い映画だった。が、不満がある。
最後、デロリアンが空を飛び、観客席側に飛んで来たところで、
エンディングタイトルになるのだが、
そこまで流れていたテーマ曲をぶった切って
ヒューイ・ルイスの主題歌に変わる。
もう少し、テーマ曲を聴き、物語の余韻に浸りたかったのに
あれはないだろう?
と思えたもの。
何より音楽を途中で、バシッと切るのはセンスがない。
曲から曲へ行くのは、センスを持って繋いでほしい。
そこまでハラハラドキドキと、笑いと感動の連続だっただけに
気分の悪い思いが残ったものだ。
(つづく)
エンディングテーマ [ポストプロダクション2]
今回のMA。
前回から約3週間。
本当に胃が痛い日々だった。
というのは、ラストの音楽のこと。
大会ではシンガーソングライターあべさとえちゃんの
「青い青い空」
が流れる。
そのあと、エンディングテーマが流れるのだが
それと画面とのマッチがとてもむずかしいのだ。
(つづく)
2回目のMA [ポストプロダクション2]
先日のMA。いろいろと機械のトラブルもあり
24時間ほどかかったが、時間切れで中断となった。
でも、音楽家さんが超多忙の人。
「日本で一番忙しい映画音楽家」
と呼ばれている。
スケジュールを待つこと3週間。
その間に3回目のカラコレがあり、映像部分は完成、
(通常はカラコレが全て終わってからMAだが、今回はいろいろあって)
今週になりようやく、2回目のMA。
場所は前回と同じ、麻布十番のスタジオである。
(つづく)
クロワッサンのような食パン [ポストプロダクション2]
クロワッサンのような食パン。
少し前に全部食べきった!
ごちそうさま。
毎朝、食べさせてもらった。
最後の一切れは、浜松で食べた。
本当にありがとう!
お陰で元気なりました。
(つづく)