おじいちゃんの机の上(5ー終)お父さん登場! [美術部&持ち道具]
上写真の右側。
婚約祝いで家族揃って食事をする会で撮った記念写真。
本当は真子は出席したくなかったという設定。
だからムッとしている。
そのときに母が「お姉ちゃんは一流企業の人と結婚できたでしょう?
真子もいい大学に行かないとね?」とか、言ったという裏物語もある。
左写真。真子の父と母の結婚記念日に撮った写真。
そこに映った真子のお父さん。
クライマックスの大会のシーン。遅れてやってくる。
東京に単身赴任しているので、新幹線で帰ってきたのだ。
写真。前から2列目。左からも2番目にいる。
最後は鈴木砂羽さん演じる妻に、催促されて立ち上がり拍手。
でも、朝ご飯のシーンで、すでに写真の中に登場している。
(この項、了)
おじいちゃんの机の上(4)さすが!相葉 [美術部&持ち道具]
小道具の家族写真。よく見ると皆笑顔なのに、
真子(相葉香凛)だけがムッとした顔。
この頃から家族と対立しているという設定。
この種の写真。劇用写真というのだが、ロケ前に撮影したもの。
宿舎だった鞠水邸さんの2階の和室で撮った。
このとき、真子役の相葉香凛が凄かったのは
僕が「ムッとした顔をして?」と言う前から
ちゃんと、そんな表情でいたこと。
初映画出演とは思えぬ理解力で、驚いた。
シナリオ。もの凄く読み込んでいたのだろう。
さすが! 相葉香凛。
タグ:相葉香凛
おじいちゃんの机の上?(3)真子の父 [美術部&持ち道具]
持ち道具のモッチー。
その机のそばに、記念写真等も置く。
写真には住田家全員が映っている。
右写真は真子のお姉ちゃん(芳賀優里亜)の婚約祝いのときの写真。
左写真の男性が真子の父。
詳しく説明すると、祖父・大輔は若い頃、かなり波乱ある人生を送った。
なので、息子には苦労させたくないので、固い仕事に着くことを希望。
息子は公務員となる。現在は東京出張所勤務。
祖父の血を継ぐ父は、モーレツ社員。家庭を顧みずに働いていて、
めったに家には帰らない。
そのため真子(相葉香凛)の姉(芳賀優里亜)が帰郷したとき
母(鈴木砂羽)は「東京のお父さんに電話します!」というのである。
観客はほとんど気づかないかもしれないが
スタッフはそのような設定を把握して、小道具や美術品を準備する。
さて、家族写真。よく見ると・・真子だけが不満そうな顔?
どうして?
(つづく)
おじいちゃんの机の上?(2)大輔の過去 [美術部&持ち道具]
飯島大介さん演じる祖父・大輔。
若い頃は木を伐採。鉄道で送るという会社を経営。
(実際、そのために作られたのが天浜線である。浜松は地形的に港が作れないので昔は鉄道に運搬を頼っていた。しかし、高速道路の整備。林業の不振で天浜線での輸送は必要なくなり、民間に委託され現在に至っている)
ひと財産を築いた。が、林業の衰退により引退。
今は趣味の書道と、孫の成長を楽しみにしている老人という役柄。
それが机の上の本に反映されているのだ。
(つづく)
おじいちゃんの机の上?(1)モッチーの活躍! [美術部&持ち道具]
僕の前作「ストロベリーフィールズ」では
谷村美月演じるマキのお父さんを演じてくれた
飯島大介さん。
大好きな俳優さんの1人。今回も出て頂いた。
真子ーしんこ(相葉香凛)の祖父の大輔役。
朝食のシーンで、手紙を書いているシーン。
その机の上を紹介する。
写真下のように、まず持ち道具係のモッチーが用意したものを並べる。
こうしてリアルな机の上が完成。
机の上に置かれた本も、
飯島さんが演じる大輔。その背景が見えるものを選んだ。
(つづく)
タグ:飯島大介
コロッケ定食? [美術部&持ち道具]
主人公の高校生・真子ーしんこ(相葉香凛)
コロッケが大スキという設定。
学校帰りによるお好み焼き屋。
そこでいつも頼むのがコレ!
コロッケ定食。
コロッケ2個と焼きそばのコンビネーション。
親友のみさと(草刈麻有)はお好み焼きを注文するが、真子はコレ。
実際には存在しないメニューで、美術部さんが作ってくれた。
真子のキーワードは「コロッケ」
後は映画を見てのお楽しみ!
(つづく)