音の演出−3 春夏秋冬 [MA]
音ーと言われても、すぐにピンと来ないだろう。
でも、ウグイスの鳴き声を聞くと、「春だなあ」と感じるよね。
蝉の声を聞くと、「夏だなあ」と感じる。
あるいは、打ち上げ花火の音も、夏を感じる。
太鼓の音は、祭りを思い出させ、秋を感じるかもしれない。
琴の音色は、正月?
そんなふうに、音で季節を感じること多い。
映画では、そんな音を演出する。
(つづく)
*写真上。先日も紹介した浜松の夏。蝉の声が聞こえてきそうな夏らしい風景でしょう?
音の演出−2 春らしさ、夏らしさ [MA]
音が映像をらしくする。
都会らしさ、地方らしさ。その町らしさ、
春らしさ、夏らしさ。
現代らしさ、昭和らしさ。
海らしさ、山らしさ。を表現するのである。
不思議なことだが、撮影時に撮った音だけでは、その場所らしさは出ないのだ。
映像の凄さはよく知られているが、音の力。意外に分からない。
音は魔術師!凄いのだ。
その辺こと、書いてみる。
(つづく)