初日の午後 舞阪の神社ロケ(3)神社の魅力 [撮影初日の思い出]
お寺や神社の魅力というのは、
大きさや豪華絢爛さではないと思う。
奈良や京都に行けば、その種のものはたくさんあるが、
あまり好きにはなれない。
その豪華さの裏に「権力の誇示」や
「上から見下ろす姿勢」を感じてしまう。
やはり、町の神社や寺は、
地味でもその中に「優しさ」を感じるもの
美しいと思う。
そんな建物。浜松にはたくさんある。
この神社もそのひとつ。
それ以外にも、この神社の魅力は
「物語」を感じさせるということがある。
(つづく)
初日の午後 舞阪の神社ロケ(2)3年前 [撮影初日の思い出]
この舞阪の神社を見つけたのは
今から3年前。2007年の2月。
浜松市が政令指定都市になったとき。
ロケハンで見つけた。
神社というのは、どの町にもあるのだが、
絵になるものが、なかなかない。
そんな中で、この神社。かなりビジュアル系!
一目で気に入った。
(写真下は3年前に撮った僕が撮ったもの)
3年前の記事=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2007-02-14-5
(つづく)
初日の午後 舞阪の神社ロケ(1) [撮影初日の思い出]
撮影の思い出シリーズ。
再開する。今回も途中までになるが、随時、余裕があるとき
続きを書いて行く。ここまでの話=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2010-06-05-5
撮影初日の午前中、舞阪港ロケ。
午後。移動して、同じく舞阪にある神社へ。
ここも、大好きな場所のひとつ。
そこで、真子ーしんこ(相葉香凛)とみさと(草刈麻有)の学校からの帰り道
を撮影した。
(写真上、撮影初日。ロケ準備をするスタッフ)
(つづく)
初日(7ー終)地元出演者がんばる! [撮影初日の思い出]
このシーン。
七人衆の何人かが、三美子(橋本わかな)にいたずらをする場面。
それを真子(相葉香凛)が目撃する。
タイミングがむずかしく、芝居もむずかしい。
その大役を演じるのが、地元出演者のスー、ミキたち(写真上)。
心配したが、なかなかどうして、
何度かリハーサルをすると、すぐにok!
なかなかやる!
(つづく)
初日(6)舞阪の町 [撮影初日の思い出]
この日、ロケした舞阪の港。
他にも石橋や川。住宅街ととても素敵な風景がある。
最も好きな浜松の町のひとつ。
懐かしさと、優しさと、心癒される美しさがある。
この町を見つけたのは、実はもう3年前。
2007年の2月。
初めて浜松を訪れたときに、見つけた。
その時の記事=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2007-02-15-6
そのときから、浜松で撮影するならここ!
そう思っていたので、撮影初日が舞阪であったこと。
とても嬉しかった。
舞阪の美しい風景が映画「青い青い空」を暖かいものにするはずだ。
(つづく)
初日(5)男子生徒たち登場! [撮影初日の思い出]
写真上。
真子(相葉香凛)に片思いし、
書道部員となる卓也(冨田佳輔)の友達。
貴男と力也。
これら名前は浜松映画第1弾「天まであがれ!!」から来ている。
主人公・天馬君の同級生から頂いた。
あのときの小学生が成長し、今は高校生になっているという感じの設定。
ちなみに、同じく「天まで」のクラスメートでアキラという役がある。
それは当時、その役で出演した本人が同じ名前の役で後日出演。
彼らはクライマックスの書道大会まで、何シーンも出番がある。
この日から長い長い撮影がスタートだ。
(つづく)
初日(4)七人衆が登場?! [撮影初日の思い出]
さて、写真上は学級委員7人衆だ。
真子(相葉香凛)たちのクラスメートである。
役名はラン、スー、ミキ、ミー、ケイ、トラ、メガネ。
地元浜松オーディションで選ばれた面々。
そのときの話=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2010-01-27
演劇経験者、女優の卵、まったくの新人、といろんな子たちが集まった。
台詞が抜群にうまい子。キャラがユニークな子。芝居がうまい子。
皆、出来る子たちである。
全員、台詞がある重要な役。キャラもそれぞれに設定されている。
主人公たちががんばっても、いい作品にはならない。
この子たちの活躍が映画の出来を大きく左右する。
でも、同時に思うこと。映画に出演したという経験が
この子たちの人生にとっての、何かプラスになってほしい。
(つづく)
初日(3)登校シーンの撮影 [撮影初日の思い出]
浜松映画「青い青い空」撮影初日
真子(相葉香凛)たちの登校シーン。
「金八先生」でいうと、荒川の土手を生徒たちが登校してくる場面。
青春もの。学園もの、の定番シーンだ。
ここは単に「主人公たちが登校してますよ〜」ということを見せるだけでなく
主要登場人物を紹介するという場面。
真子とみさと(草刈麻有)は後日撮影する天竜二俣駅のシーンで、紹介するので
真子のクラスメートを主に紹介。真子の視線で描く。
なので、真子役の相葉香凛が歩くのに合わせて、
車椅子に乗せたカメラ。移動させながら撮影する。
(つづく)
初日(2) 地元出演者を紹介! [撮影初日の思い出]
浜松映画「青い青い空」地元オーディションで選ばれた
ラン、スー、ミキ、ミー、ケイ、トラ、メガネ。
そして、卓也の友人コンビ。
東京から来た俳優たちだけでなく、
地元出演者も役のある人は全員紹介する。
プロも、地元も同じように紹介。
「よろしくお願いします!」というたびに、1人1人にスタッフが拍手。
「がんばって演じてくださいね!」
という思いを込めて、皆、拍手。
地元出演者たち。緊張と嬉しさが交差した表情だ。
こうして、撮影はスタートする。
(つづく)
撮影初日(1) 俳優を紹介! [撮影初日の思い出]
映画撮影でその日、最初に行われるのは
俳優の紹介。
どの役を演じる、何という名前の俳優さんであるか?
演出部のセカンド君。全スタッフ&キャストに紹介する。
例えばこうだ。
「え〜、では、ご紹介します。まず、住田真子役を演じます。相葉香凛さんです!」
そういわれて、相葉が
「よろしくお願いします!」
と皆に挨拶。「続きまして、佐津川みさと役を演じます。草刈麻有さんです」
というように続く。
メインの相葉香凛、草刈麻有、橋本三美子、田辺愛美、平沢いずみ。
が、紹介されたあと。こんどは地元出演者である。
(つづく)