小道具、衣裳を集める! [撮影準備!]
帰京後。撮影準備を再開。
演出部は美術部、衣裳部と連携。
撮影で使用する小道具、衣裳を選定。
候補となるものを集め、吟味。
それを監督である僕が確認する。
1本の映画を作るには、膨大な小道具。 数々の衣裳が必要。
映画を見ていると、当たり前に映っているものも全てスタッフが用意するのである。
それらを買い集めるのか? 借りるのか? 作るのか?
予算を考え、時間を考えて、対応。
店を訪ね、会社を訪ね、個人を訪ね、資料を調べ、ネットで調べ、専門家に聞き、
小道具と衣裳を集めるのである。
神経をすり減らし、足を棒にする。過酷な作業が連日深夜まで続く。
(つづく)
撮影準備が進む! [撮影準備!]
浜松映画「書道♡ガールズ」撮影準備は進む。
小道具、美術の確認。製作。
俳優のスケジュールの確認。
撮影スケジュールを立てる。
各パートから質問があると、監督である僕がそれに答える。
皆、細かなところまでチックしてくれる。
そんなスタッフの努力があるからこそ、良き映画ができるのだ。
撮影は間近!
皆、毎晩、深夜近くまで作業。
(つづく)
メインスタッフ全員集合! [撮影準備!]
スタッフが全て決まった。
そして先日、メインスタッフが全員集合。
美打ち(美術打ち合わせ)をした。
皆、すごい面々!
これだけのエキスパートが一同に、揃うとは・・。
浜松映画「書道♡ガールズ」。
この段階で、かなりなレベルになると感じる。
(つづく)
シナリオの印刷が上がる! [撮影準備!]
シナリオ準備稿を印刷。完成したものが製作会社に届いた。
昨年まで使っていたのは、全て僕がプリントアウト。製本屋に出した手製のもの。
「書道♡ガールズ」は浜松市民の方々の寄付や協賛で成り立っている。
大手映画会社が巨額の製作費を出す作品ではない。
市民による市民映画なのだ!
出来る限り節約して、いいものを作らねばならない。
でも、いよいよ撮影が近いので、今回はシナリオ専門の印刷屋にお願いした。
表紙は白。書道の半紙を思わせる色だ。
手に取ると何だか感慨無量。ようやく、ここまで来たか・・・と思わずにはいられない。
企画スタートから、ここまで3年だ・・・。
撮影をする今年は4年目。本当にいろんなことがあった。
絶望、後悔、失望・・・・そんなことが何度も繰り返された。
でも、浜松の街と、そこに住む人たちとの出会いが
この映画をスタートさせてくれた。
クランクインは近い。最高の作品にする!
(つづく)
スタッフ探し(5)照明マン [撮影準備!]
照明部。
今回の映画「書道♡ガールズ」では、かなり大変な仕事が待っている。
照明の力がとても重要なシーンがいくつもある。
おまけに僕はハリウッド式の撮影をする。
日本式に慣れた照明さんには、嫌がられることが多い。
また、今回の光は特別な色がほしい。
赤や緑という色ではない。
同じ白い光でも、技師さんの個性で違うのだ。
そんな光を操れる人を探さねばならない。
(つづく)
スタッフ集め(4)録音マン [撮影準備!]
録音部はマイクを向け、俳優のセリフを録音する。
その録音部。昨年の暮れに、ある方にお願いした。
その方とは、今から13年前にご一緒させて頂いている。
1997年。あるテレビドラマ。(分かる方は分かりますよね?)
そのとき、出演者は若い女の子が8人。(5人+2人+1人)
録音部は大変だ。マイクは1本。でも、出演者は8人。
それをワイヤレスマイク等を駆使。見事にさばいた方である。
今回の「書道♡ガールズ」も出演者が多い。
書道部は5人。画面には同時に映る。録音部は大変。
そこで、あのときの録音部さんに連絡。
参加をお願いしたのである。返事二つで快諾!
今回もご一緒してもらうことになった。
(つづく)
スタッフ集め(3)カメラマン [撮影準備!]
「書道♡ガールズ」撮影部。
こちらは、3年前からお願いしてあった。
この映画の企画を立ち上げた、2007年1月に依頼。
「撮ってほしい!」と伝えた。
というのも、今回は浜松を舞台にした作品。
それなら、浜松をまず知ってほしい。
浜松のいろんな顔を見てほしい。
都会の顔。田舎の顔。懐かしい顔。美しい顔。元気な顔。
さらに、浜松の四季も体験してほしかった。
春、夏、秋、冬。
監督だけでなく、カメラマンも、それを知ることで、
より浜松の街の魅力が引き出せるのだ。
その思いをカメラマンさんは理解。昨年の内に何度も浜松に同行してくれた!
数か月前に、助手さんも決まり、先月の内にカメラテストなども終えている。
いよいよ、撮影に向けてまっしぐらだ。
(つづく)
スタッフ集め(2)ウルトラマン [撮影準備!]
今回の演出部と製作部のトップ。
どちらも以前、お世話になった方々にお願いした。
本当に凄い人たち。
彼らがプロジェクトに参加してくれたとたんに、物凄いスピードで進みだした。
僕が抱えていた仕事も、彼らがさばいてくれる。
何日もかかってやっていた仕事を、彼らは数時間で片づけてくれたりする。
目の前に次々に現れる怪獣に振りまわれているところへ
ウルトラマンが現れて、あっという間に倒してしまうかのようだ。
何か申し訳ないくらいである。
それから次第に監督業に専念できるようになった。
こうして、凄腕の仲間が映画「書道♡ガールズ」に参加。
撮影を目指して、走りだした。
(つづく)
スタッフ集め(1)七人の侍 [撮影準備!]
映画製作。最初は監督とプロデュサーの2人でスタート。
撮影が決まると、スタッフ集めが始まる。
演出部、撮影部、照明部、録音部、美術部、製作部、
そのスタッフ集め。
いつも思うのだが「七人の侍」の前半、侍集めのシーンがダブる。
腕のいいスタッフを探すのだが、
腕がいいだけはダメ。人柄や姿勢も大切。
実力はあるが、酒乱というのも困る。
いろんな面を考えて、スタッフを、いや、仲間を探した。
(つづく)
感想文。繰り返し読む。 [撮影準備!]
このところ。書いてもらった感想文を持ち歩いている。
時間ができれば、繰り返し読む。
打ち合わせの待ち時間。
電車の中。
食事のあと。
どの感想文も、真剣に書かれている。
そこに見え隠れする「個性」や「思い」。
大切にして、それを延ばして行きたい。
(つづく)