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予告編作りで考えたこと(下) [アンコール]



 2010年7月

 以上、技法的な細かなことを書いた。

 が、一番大切なのは、これだ。

 予告編は映画の方向性、テイストを伝えることが最重要。

 どんな映画か?分からないようでは意味がない。

 では、今回の「青い青い空」がどんな映画か?

 を把握せねばならない。

 簡単に言えば、「青春もの」「感動ドラマ」だ。

 しかし、どんな「青春もの」で、

 どんな「感動ドラマ」か?を

 説明せねばならない。

 といって、細かくストーリーを語ると時間がかかる。

 最小限の映像で、それらを伝えることが大事。

 内容以外にも、伝えるべきことがある。

 「浜松が舞台」「風景が美しい」「俳優陣が豪華」

 これらも「青い青い空」の魅力であり、売りの部分。

 それらを全部、ひっくるめて3分弱の予告編にする。

 間もなく完成だ!

 (つづく)

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