大人がバカになる理由?(3)デジタル製品 [アンコール]
プラズマテレビ、液晶テレビが、
ブラウン管テレビより鮮明で奇麗というのは分かる。
でも、それぞれがどう違うか? 分からない。
P−2カードとこれまでのテープ式。
どんなメリットがあるのか?分かる業界人は少ない。
これらも今までとは、全然違う発想で生まれて来た新製品。
過去の知識を当てはめても把握できないのである。
分かりにくいので、簡単な例を上げよう。
例えば、20代に、「丸」「三角」「四角」というカタチを把握した。
30代になり、吸収力が落ちる。
そこで「六角形」という新たなカタチが出て来たとする。
子供たちは「丸」「三角」「四角」に加えて、
「六角形」というカタチがあることを覚える。
が、大人は新たなものを受け入れにくい。
そんなとき彼らはどういう把握をするかというと、
「丸でもない」「四角でもない」=>「だから、全く新しいカタチである」
とは認識せずに、無理矢理、これまでの知識に当てはめて・・
「丸でもない」「四角でもない」=>「いや、これは四角の一種である。新しいものではない」
そう把握して、四角と同じ扱いをする。
だが、四角と六角刑は別もの。
四角の箱ならトラックに詰めるが、六角形だとゴロゴロする。
でも、大人たちはそれに気づかず、四角扱いするので問題が起こる。
子供から見れば、「?」な光景だ。
なのに、大人はそれに気づかない・・。
(つづく)
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