何度も見たくなる理由 by 上杉先生 [感想をご紹介!]
上杉先生から頂いた感想文。
少々、分かり辛いところがあったので
ご本人に確認。加筆してもらったものをご紹介する。
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太田監督の作品
「青い青い空」にしても、「ストロベリーフィールズ」にしても
スクリーンの中の人たちと、それを観るお客さんとの感覚が
近いのだと思います。
ハデなアクションや爆破がある映画は、
それはそれで、度肝を抜かれたりしますが
感覚としては『カッコいい~!』『スゲェ~!』であり
決して、自分の周りでは起こらない非日常的な感覚。
共感するものはありません。
それに対して「青い青い空」の主人公たちは
若い人たちが見れば、真子やみさとは同世代なので共感しやすい。
大人たちは、自分が高校生だった頃を思い出して、
共感する
親である人たちは、
真子やみさと。我が子を見ている感じになる。
物語には自分たちが若い時代に経験したこと、
または近い「思い」を持った出来事がたくさん登場して共感。
主人公たちと一緒に泣いたり笑ったりできる。
誰もが経験する「感覚」や「想い」
それが「青い青い空」に溢れているのです。
だから、何度見ても感動するのではないでしょうか?
余談ですが、自分が高校生だった頃、八代先生みたいな人に出会っていれば
今の自分より、もうちょっとマシになってたと思ったりします。
「気持ちを伝えることが大切だ」
それを教えてくれるのも、映画「青い青い空」です(^O^)
2012-07-09 15:00
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