大飯原発再稼働問題。なぜ、容認なのか?(上) [2012年]
大飯町原発の再稼働問題。
病の床(といっても単なる風邪)で見ていた。
それはもう理不尽なもので、熱があり外出もできないが
怒り心頭。今から官邸に抗議に行くぞ!と思えるほどだった。
あれほど、再稼働反対と訴えてきた橋下市長ら関西広域連合の首長たち。
一転して、容認?!
その裏を想像しながら、テレビニュースを見まくっていた。
このところ、1日に6番組ずつくらい録画して原発報道をチェックしている。
それを順に見ながら、考えていると、
元経産省の古賀茂明さんが解説していた。
それが正解だと思える。
そう、首長たちは巨大な圧力を受けて、容認せざるを得なかったのだ。
再稼働を望む原子力ムラの人々は様々な経路で、彼等を追いつめたのである。
まず、関電が企業をまわり。
”再稼働がなければ、計画停電をせねばならない”
と伝える。
しかし、当初、関電は”大飯原発を動かしても電力は足りない”といっていたのに
15%節約が必要に変り、その後は5%節約でも大丈夫とコロコロ主張が変った。
いろいろと調べると、足りないのは一昨年夏並みの猛暑で、夏の数日、数時間だけが問題
節電すれば乗り切れる数値だ。
なのに、この1年。何の対応も、努力もせずに
今になって”原発を動かさなければ停電!”
というのは、何なのだ?
要は電力不足ではなく、やはり再稼働が目的。
実際、昨年、都内で行われた計画停電も本来、必要なかったと言われている。
”原発ないとこうなるよ!”
と、いう見せしめに停電させたのだ。
(事実、東電はJRには間引き運転を依頼したが、もっと電力を消費している
テレビ局には一切頼んでいない。電車の本数が減った方が都民が困る。思い知る
それが理由ではないか?)
関西でも、それをやられたら溜まらない。
電力が足りても、計画停電をする可能性がある。
企業はこぞって、市長や知事に陳情したのだ・・。
(つづく)
>”原発ないとこうなるよ!”と、いう見せしめに停電させたのだ。
私もそう思います。これ以上官僚に騙されないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
by happycommune (2012-06-14 17:29)