続・新作シナリオ執筆中(8)書くというより見つめる感じ? [太田監督の次回作!]
”青い青い空”のときも、
本物の女子高生から取材した。
今回も・・・でも、とりあえず、そのシーンを書き上げる。
場面の終わりは姉のモノローグ。
ーーーーーそれが私たち家族にとって、最後の・・・・・。
その一節を書いたとたんに、胸が詰まった・・。
そう、平和な場面はここまで。このあと地震が起こり
原発事故が起こり、この家族4人はバラバラになって行く。
そして・・
ここで集中力が切れた。
無理すれば書けるが、取材を先にしたい思いもある。
しかし、辛い物語になってきた・・。
ヘンな表現になるが、主人公の女子中学生。
彼女がこの先どうなるか?
もちろん、僕は知っている。自分で考えた物語なんだから当然。
でも、あまりにも辛い現実を彼女が体験すること。
見ていられない・・。
同時に、それを見つけなければならない・・・という使命感。
物語を書いて行くという感覚ではない。
見つめて行く・・・という感じ。
ここまでくれば、どんどん進むだろう。
(つづく)
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