メガヒット映画は俳優名ではなく、役名で呼ぶ? [アンコール]
メガヒットした映画、お客さんは俳優名でなく
役名で言うことが多い。
「スターウォーズ」シリーズなら
「ハリソンフォードが・・」とは言わず
「ハンソロ船長が・・ルークが・・レイア姫が・・」
そう話す。
「七人の侍」も同じ。
「三船敏郎が・・」とは言わず
「菊千代が・・勘兵衛が・・」と話してしまう。
「男はつらいよ」シリーズも、
「渥美清が・・」とは言わず
「寅さんが・・」「桜さんが。タコ社長が・・」と話す。
それはキャラクターを身近に感じたから。
まるで友達や仲間のような気になるので、
役名で呼んでしまう。
だからこそ、メガヒットする作品になるのだろう。
そう考えると嬉しいのは、
「青い青い空」
多くの人がこういってくれる。
「真子ちゃんがよかった。みさとちゃんもよかった」
「いやいや、ミチルでしょう! ミチル最高!」
「三美子ちゃんが可愛かった。八代先生が素敵だった」
「いやいや、やはりトン子でしょう?」
俳優名ではなく、役名で感想を語ってくれる。
実在の人物であるかのように言ってくれる。
大変、嬉しい反応なのだが、その理由を考えていた。
どうも「青い青い空」のキャラたち。
机の上で作られたのではなく、
実在する人物や本当に経験した「思い」から
来ているせいではないか?と思える。
だから、リアリティがある。思いが伝わる
書道部員を演じてくれた若き俳優たち。
そんな彼女たちの思いが前面に出てことで、物語を超えたリアリティを持ったのだ。
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