俳優・波岡一喜の話(5)元不良少年の俳優たち [キャスト(撮影後)]
アメリカの俳優・スティーブ・マックイーン。
子供時代は不良で、何度も少年院に入っている。
それが演劇と出会い、俳優を志す。
テレビシリーズ「拳銃無宿」で人気が出て
「荒野の七人」に抜擢。「大脱走」でブレイク。
その後、アクションスターとして活躍。
当時のギャラとしては、破格の100万ドルを取るスターとなった。
マックイーンは不良少年のイメージを持ち
どこか淋しげ。孤独の陰がある。
デビュー当時
「二枚目でないこんな顔をした奴が、スターになれる訳がない」
批評家からそう言われた。
確かに決して二枚目ではないが、カッコいい。
現代人のなくしたワイルドさと、強さを持っている。
でも、どこか優しさが感じられ、笑顔が素敵な俳優。
何か、波岡一喜がダブるところ。ないだろうか?
笑顔が素敵だというところ。何よりの共通点だ。
(つづく)
波岡一喜。映画「青い青い空」舞台挨拶決定。
3月6日(日)午前10時20分の回あと
お台場 シネマメディアージュ
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