血の通った人生を生きる主人公 [秘密シリーズ]
日本映画を見ていると、
俳優がその主人公を演じているとしか思えない作品がある。
東京から、その地方に行き、ロケをしたんだなあ・・と感じてしまう。
それに対して、その俳優は知っているのに
その主人公がその町に住み、そこで生活していること
実感してしまう映画もある。
映画では出て来ない過去や人生まで感じられる。
そのためには、監督がその主人公の過去や人生を把握。
俳優もその町を知り、過去を理解した上で演じなければならない。
そこで初めて、主人公は血の通った人間になり、
観客は共感したり、応援したくなったりする。
演技力だけではないのだ。
相葉香凛や草刈麻有を始めてとする若手たち。
そんな努力をいっぱいやってくれたこと。
とても大きく、多くの人が「感動しました」「泣きました」
といってくれる作品になったのだ。