監督も俳優も同じ [秘密シリーズ]
実祭に浜松の町を歩けば、
シナリオを読み、想像するだけでなく
真子やみさと。三美子やミチル。そしてトン子が、
どんな高校生活を送っているのか?
学校帰りにどんなところへ行くのか?
町にはどんな店があり、どんな商店街があるのか?
その中に身を置くこと。その町を体験することで
リアリティを持って想像し、役作りができるからだ。
僕が浜松を歩き、真子やみさとの幼き日を想像したのと同じ。
監督も、俳優も
そんなふうにして、登場人物を血の通った人間にしていく。
(つづく)