日本映画を見なかった頃(下) [日々報告2010]
20代の頃。黒澤明からATG映画まで。
小津安次郎から溝口健二
「男はつらいよ」シリーズ。全作。
「仁義なき戦い」シリーズから「若大将」シリーズ
池袋の文芸座。横浜の日劇。等の名画座に毎日のように通った。
LA時代はサンタモニカのニューアートという名画座。
リトル東京の映画館。
そこでも日本映画の名作を上映していた。
でも、まだ、「これは見なければ!」
という映画が何本か残っている。
それも衛星放送で録画までしてあるのだが、見ていない。
考えてみると「青い青い空」に4年。
「ストロベリーフィールズ」に6年かかった。
その10年。毎日、戦場のいるようなものだった。
映画以外のこと。何もできなかった。
休んだのは、過労で倒れたときのみ。
そんなときは、テレビも見れない。コンビニに行く体力もない。
なので、今のこの機会。大事にせねば。