SSブログ

予告編のあり方(6)ヒッチコックの予告編 [予告編制作]

P1060604_1.jpg

 伊丹十三監督がモデルにしたのが

 アルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ」の予告編。

 本人が出て来てベイツモーテルのセットを紹介する。

 「ここであの事件が起きます。そしてこのシャワールーム。

 おお・・とても口では言えません」

 とか、もったえぶった説明する。

 そして最後にジャネット・リーが叫ぶカットが入り「サイコ」と出るだけ。

 これもなかなかの名作予告。

 黒澤明監督が作った予告編もスゴイのがある。

 あの「七人の侍」の予告は回想形式だった。

 4人の侍の墓のシーンに、

 「ここに侍たちが眠っている・・」とかいうナレーションで始まる。

 映画本編は回想形式ではないのに、予告は回想形式なのだ。

 (つづく)


 __ISO-2022-JP_B_GyRCQEQkJEBEJCQ2dRsoQkIbJEIjNSU3JWMlXCVzN2hEahsoQi5qcGc____2.jpg
nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。