自分のスタイル。自分のキャラ(3)紳介竜助 [最近、考えたこと]
しかし、芸風を確立すること。
スタイルを持つこと。キャラを作り上げること。本当に大変なことなのだ。
80年代。漫才ブームのとき。
紳介竜助は不良イメージで売り出した。
当時はまだ、ネクタイにスーツが漫才師らしい衣裳だったのだが
つなぎを着て舞台に立ち、リーゼントで不良少年のネタをやった。
それで注目され、ツービートやB&Bと共に、大ブレイクして行くのだ。
漫才師やお笑い芸人は、星の数ほどいる。
その中で輝くには、人とは違った個性やスタイルがなければならない。
面白い。笑えるという以上に、キャラがなければ生き残り、
ブレイクすることはできない。
そのライブを見ていて、出場している芸人さんたち。
それをよく分かっていること。感じた。
そして、自分たちのキャラとは何なのか?
スタイルはどうなのか? 真剣に考えて、模索していること伝わってきた。
しかし、簡単に見つかるものではない。
多くの芸人さんたち。それで苦悩していることも感じた。
(つづく)