初日の午後 舞阪の神社ロケ(4-2)ロケハンの難しさ [撮影初日の思い出]
先にも書いたが、もう少し詳しく説明
ロケハンというのは、単にシナリオのイメージに合う、
素晴らしいロケ場所を探すだけではいけない。
例えば、続けて撮影したい3カ所のロケ地を探す。
物語の中で同じ日のシーンは、
役者のテンションを考えると同日の撮影がいい。
それら3カ所のイメージ通りの場所。あったとする。
でも、それぞれがバラバラの場所。
移動時間を考えると1日では終わらない。
3カ所の撮影に、3日かかる。
製作費も3倍になるということ。
といって、近いからといってイメージと全然違うロケ地を選べば
作品のクオリティを下げることになる。
いつもロケハンのときに悩むことだ。
なので、舞阪の神社を諦めて、書道教室を先に探して、その近所で学校からの帰り道
探すという手もある。
その両面から、この1年探し続けた。
舞阪だけでなく、天浜線沿線、三ヶ日、浜北、天竜川沿い、市街地、さまざまな場所を歩いた。
その頃の話=>http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-5
(つづく)