初日の午後 舞阪の神社ロケ(5)物語がある [撮影初日の思い出]
舞阪にあるこの神社。物語を感じさせる。
通常、若い子たち。お寺や神社というものに興味がない。
正月以外は、立ち寄ったりしないだろう。
でも、この神社は学校帰りに、ふと立ち寄ってダベッたり。
お菓子を食べたり。境内で遊んだり。
もしかしたら、書道の練習をしたり、
そんな子供たちの日常の物語が感じられる場所。
クラスメートからもらったラブレターを読んだり、
恋破れて落ち込んだり、子供たちの人生を見つめている場所だと感じる。
そして、神社と言えば、何か立ち入りにくいものがあるが
ここは誰でもウエルカム。そんな雰囲気がある。
まさにストレンジャーを優しく迎える浜松の町。
そのものだと思える。
それがこの神社の魅力なのだ。
(つづく)