書道の紙選びは、映画のキャスティングと同じ(上) [監督のお仕事!]
書道で使う紙は、手すきの紙。
工場で大量生産したものではない。
そして手すきでも、産地や作り方、時期で全然違う特性を持つ。
素人からすると、何が違うか分からない。
が、書家はその1枚1枚の個性や特性を見抜き、
自分が描く「文字」を、最も生かすことのできる紙を選ぶのだ。
映画の世界でいえば「紙選び」は、キャスティングと同じだ。
(つづく)
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