きのくに芸術新人賞・授賞!(2007/03/08) [日々報告2007]
和歌山県が毎年選ぶ「きのくに芸術新人賞」というのがある。
何と!それを僕が頂くこととなった。びっくり!
その知らせが来たときには、嬉しいというよりなぜ、僕が?????もっと適任の方がいるのでは?
ただ、映画というのはあまり芸術としては認められることがない。娯楽と思われがち。なので、映画が芸術として認められたことは嬉しい。が、やはり、僕が賞をもらうというのは信じがたい。
あとで経緯を聞くと、審査員の先生方がいたことを知る。芸術文化関係の専門家ばかり! 音楽家、美術家、マスコミ関係、有名なお寺のご住職などなどが、討議。
昨年度に活躍し今後も期待できる作家を慎重に選んだということを知り、大感激。純粋に映画作家としての活動を評価してくれたと分かる。
授賞式は和歌山県庁の中。まるで皇居の一室のような豪華な場所で、県知事が受賞者1人1人に大きな賞状とトロフィーを手渡す。受賞者は僕のほかに5名。皆、若手のアーティストである。
まるで文化勲章を授賞するかのような厳かな式。僕は何をどうしていいのか?まるで分からず、ドキドキだった。
が、大きな失敗をして爆笑や顰蹙を買うこともなく何とか終了。
頂いた賞に恥じない素敵な映画、これからも作って行かねば!