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テレビドラマを見て勉強します宣言(3) [監督のお仕事!]

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 「最近、おもしろいドラマがない。昔の方がよかった・・」

 昔の方がレベルが高く、今の方が駄作が多いという意味。が、もう、その時期。彼らはテレビドラマをほとんど見ていない。
 大学時代は週何本も見ていた奴も、週1本見るかどうか?なのに、そういう発言をするのはおかしい。

 よく聞くと、彼らはチャンネルをまわしていて(という表現自体が古いが)、たまたま見かけたドラマ。その場面だけを数秒感見て判断。

 「ああ、これじゃあ〜ダメだなあ!」

 その判断基準も、昔見た「***」のようなパターンだ。「新鮮さがない」「リアリティがない」といって、そのままチャンネルを変えて、スポーツ番組やニュースを見る。
 で、「最近はおもしろいドラマがない!」と断言。その発言。ちょうど、現在、掲載中の「ストロベリー」日記の話に似ている。

 ここ=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2009-03-22-1

 おじさんたち。「今どきの女子高生は汚れている!」と言い張る。でも、その背景になるのは、読みかじった雑誌の記事だけ。この2つ。構図が似ている・・。

 でも、人のことは言えない。僕自身も「古畑任三郎」とか「北の国から」のスペシャルのような、過去に見ていた番組だとスイスイ見てしまう。なのに、新しい番組が見辛い。

 つまり、脳の老化によって新しいものを受け入れる力が、衰えているということ。そして、新しいものを「過去の記憶」に当てはめて、「これはダメ」という安易な結論を出しているのだ。そんな友人たち。21世紀に入ってからは、発言がこうなった。「最近はおもしろいドラマがない」ではなく・・

 「最近はどんなドラマをやっているか? 分からない。テレビ見ることほとんどないんだよなあ・・」

 彼らは土日の野球やサッカー。夜のニュース番組しか見ない。仕事が忙しいというのもあるが、完全に関心がない。それなのに、こうも言う・・。

(つづく)



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