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「大人の脳」は、新しい時代に対応できるのか?(22) [最近、考えたこと]

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 先の50代のプロデュサーも、「物は大切にする」という、

       「昭和の精神」を守っていた・・。

 だから、古いビデオカメラも大切に使う。悪気はない。でも、仕事が来なくなった。

 先に上げた編集マン。テープ=>テープのリニア編集を続けていた。新しいノンリニア編集なんてバカに見える。
 効率もスピードも遥かに上なのに、受け入れられない。やがて、仕事をなくした・・。或る意味では、哀れな人たち。しかし、


     時代の風。見つめようとはしなかった・・。

 昔ながらのことを続けるだけ。過去の実績と経験の上にあぐらをかき、努力をやめてしまった人たちだ。時代に取り残されるのも当然。

 人ごとではない。僕もパソコン台頭の時期にワープロを使い続けていた。「世界の中心で、愛を叫ぶ」を見て「また難病ものか!」と思った。
 好き嫌いではない。そこで「でも、今の若い人には新鮮かも!」と思わなかったことが問題なのだ。

     「過去の記憶」に呪縛されているといえる。

 では、どうすれば、激動の21世紀を生き抜くことができるのか? そして自分自身を見つめれば、そんな時代に作るべき映画とは、どういう作品なのか?

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(つづく)

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