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物語の作られ方/名作に学ぶこと?(上) [映画界の話]

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 物語を作るとき。

 作家はまず、目標とする作品。モデルとなる作品。指針となる作品を決めることが多い。

 というと、「他の作品の真似をするの?」「パクるということ?」と言う人もいるだろう。
 でも、そういうことではない。まず、ゼロから新しいものを作り出すことは、至難の技。

 出来たとしても、その作品がおもしろとは限らない。芸術性が高くても、エンタテイメント性がないと映画やドラマにはできない。

 それに映画誕生から100年。また、シェークスピアの世界から考えると、もの凄く長い年月の間、物語は数限りなく作り続けられている。

 そのどれとも似ていない作品を作ることに「価値観」を求めるのではなく、多くの観客が楽しむエンタテイメントを「ビジネス」として作ること。シナリオ・ライターや監督には求められる。

 また、映画やドラマ作りは多くの人が関わる。皆がバラバラのイメージを持っていては、良い作品にはならない。

 脚本家、監督、プロデュサーらが「この作品は***を目指す」とか決めることで、皆が同じ方向を見て進むための指針ともなる。さらに、作家が子供時代に、憧れた作品を目指すというのもある。

 例えば、ジョージ・ルーカスの場合・・。

(つづく)
 



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