100年後に伝えたい浜松の風景 [編集作業]
5年後どころではない。
映画をフィルムにしておくと、100年先まで残すことができる。
僕らは当然、生きていない。
子供の世代のさらに次。孫の世代。
その世代が映画館で「書道♡ガールズ」を見る。
「ああ、おばあちゃんが出てる! めっちゃ若い!」
と感動するかもしれない。
同時に、100年後の子供たちが、100年前の浜松の風景を見ることもできる。
素晴らしい浜松の町。
100年後にも伝えたい!
映画はそれを可能にしてくれる。
(つづく)
5年後の地元出演者たち [編集作業]
5年前に撮影した「ストロベリーフィールズ」
詳しくはここ=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/archive/c45401758-1
今もテレビで放映されている。
今回の浜松映画「書道♡ガールズ」
同じように、5年先も見ることができるだろう。
地元オーディションで選出。出演してもらった女子高校生たち。
学級委員7人集。
ラン、スー、ミキ、ミー、ケイ、トラ、メガネ。(写真上)
今、17歳の子は、5年後に22歳になっている。
中には、結婚している子もいるかもしれない。
もしかしたら、お母さんになっている子がいるかも?
そのときに、子供と一緒に自分の制服姿。テレビで見ることができるはず。
いや、5年後どころではない!
(つづく)
知らないうちに4年連続! [編集作業]
撮影準備、撮影、編集と、慌ただしい毎日。
世間がどうなっているのか分からない日々。続いている。
そうしたら、先月、僕が監督した「ストロベリーフィールズ」
詳しくはここ=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/archive/c45401758-1
知らない内に、衛星放送で放映されたそうだ。
劇場公開が06年。
翌、07年、08年、09年に衛星放送で放映。
さらに今年!2010年。4年連続の放映だ
日本映画専門チャンネルにて、4月に6回。
5年前に作った映画が、今もテレビで見ることができる。
毎年、多くの日本映画が製作するので、ソフトにはこと欠かないのに
5年前の映画を流すのは、そのたびに反響があるから。
うれしいことだ。
一生懸命作った映画は、やはり評価される!
今回の浜松映画「書道♡ガールズ」も、
映画館で、テレビで、ケーブルで、
5年先も、10年先も、見ることのできる作品になるようにがんばる!
(つづく)
本日もコロッケサンド [編集作業]
編集作業が続いている。
本日の昼食もコロッケサンド。
ようやく、調子が出てきたので、はりきっていたら
頭がクラクラ。
まだ、本調子ではないようだ。ここで無理してダウンしたら元も子もない。
セーブし、休憩を取りながら進める。
(つづく)
編集の楽しさ(下) [編集作業]
編集作業自体は、数秒の映像を繋ぎ続ける地味なもの、
だが、繋ぐことによって、映画の世界が構築されて行く。
その様を見ているのは、なかなか楽しい。
真子の学校。みさとの書道部。三美子の通学路。
と、映像の中に生活が作られ、命が生まれて来るのだ。
そして、僕自身が書いた物語であり、撮影にも参加しているのに、
「この先どうなるんだろう?」
とワクワクしてくる。
「このシーンが終われば、いよいよトン子登場だ!」
うれしくなる。
「三美子。予想以上にいいぞ! がんばれ!」
とか思いながら編集する。
シナリオでもそうだが、自分で書いているのに続きが楽しみということがある。
そんなときは、結構いいシナリオになるのだが、編集も同じだ。
今回の「書道♡ガールズ」編集も次第に楽しくなってきた。
いい感じだ!
(つづく)
編集の楽しさ(上) [編集作業]
編集というのは、何十時間も撮った映像を
秒刻みで切り、それをつなげて行くというような作業だ。
いろんな色のビーズを拾い集めて、それで模様を作って行くというのに近い。
根気と集中力のいる仕事である。
モニター画面を見ながら、1人で素材を切り出し、繋ぐ。
4秒繋いだらカット。別の素材からまた4秒を探し出して、それを繋ぐ。
そしてまた、別の素材から今度は3秒を切り出し・・。
ということを1日中やるのだ。
大変ではあるが、なかなか楽しい作業でもある!
(つづく)
コロッケ食べながら編集。 [編集作業]
2週目に入り、少しずつ体力も戻って来る。
1週目の遅れを取り戻さねば・・。編集機に向かう。
外に食べに出ると時間を食う。編集をするときは、いつも片手で食べるもの。
サンドウィッチを作る。
真子の好きなコロッケを挟んで、コロッケサンド。
モニターの中で、真子が「コロッケ! コロッケ!」と言っている。
そんなシーンを編集していると、なんか不思議。
(つづく)
小玉虫シスターズの話 [編集作業]
前回紹介した小玉虫シスターズの話。
実はそのお父さんが、浜松映画「書道♡ガールズ」にエキストラ出演している。
撮影のために会社を休み、和歌山からわざわざ浜松まで来てくれたのだ。
そのことを小玉虫シスターズがブログに書いている。
ご紹介。
こちらは編集。がんばる!
これ=>http://ameblo.jp/4609/day-20100508.html
タグ:小玉虫シスターズ
子供たちに伝える映画(下) [編集作業]
今回の映画準備中。2年目。
いろんな事件が続き、明日が見えなくなった時期があった。
「何のために・・? 僕は書道映画を作ろうとしているのか?」
でも、そんなとき、思い出す小学生たちがいる。
前作「ストロベリーフィールズ」のロケ地。和歌山の子供たち。
今も応援してくれている。
映画は子供たちに「夢」と「希望」を伝えることができる。
きっと今回は浜松の子供たちに、何か大切なことを伝えられるはず。
だから、諦めてはいけないと思った。だから、がんばれた。
その日を信じて、編集を続ける。
(つづく)
その子供たちのブログ=>http://ameblo.jp/4609/day-20100318.html
いろんな事件が続き、明日が見えなくなった時期があった。
「何のために・・? 僕は書道映画を作ろうとしているのか?」
でも、そんなとき、思い出す小学生たちがいる。
前作「ストロベリーフィールズ」のロケ地。和歌山の子供たち。
今も応援してくれている。
映画は子供たちに「夢」と「希望」を伝えることができる。
きっと今回は浜松の子供たちに、何か大切なことを伝えられるはず。
だから、諦めてはいけないと思った。だから、がんばれた。
その日を信じて、編集を続ける。
(つづく)
その子供たちのブログ=>http://ameblo.jp/4609/day-20100318.html
子供たちに伝える映画(上) [編集作業]
人は疲労が極限に達し、体がボロボロになると、気力も衰えてくる。
明日が見えなくなり、希望が感じられなくなる。
今回、寝たきりになり、それを痛感した。
誰だって疲れ果てたり、大きな壁にぶち当たると、
「やはり無理かもしれない・・・」
そう思えてくるもの。
僕はめったなことではメゲないが、この3年間で2度だけ希望を失いかけたことがある。
「ここまでしてなぜ、書道映画を作ろうとするのか?
誰かに頼まれた訳でもない。給与を貰っている訳でもない。なのになぜ?」
自問自答した。様々な事件が続き、当時、心がボロボロだった。
悪い方にばかり考えてしまう。
映画が大ヒットしても、監督には1銭も入らないのが日本のシステム。
監督料をもらっても、準備に使った費用で全て消える。残るの借金だけだ。
自身で企画して映画を作る監督の実情、そんな感じ。
日本で監督をしている限り、スピルバーグのような金持ちには絶対になれないのだ。
(つづく)
明日が見えなくなり、希望が感じられなくなる。
今回、寝たきりになり、それを痛感した。
誰だって疲れ果てたり、大きな壁にぶち当たると、
「やはり無理かもしれない・・・」
そう思えてくるもの。
僕はめったなことではメゲないが、この3年間で2度だけ希望を失いかけたことがある。
「ここまでしてなぜ、書道映画を作ろうとするのか?
誰かに頼まれた訳でもない。給与を貰っている訳でもない。なのになぜ?」
自問自答した。様々な事件が続き、当時、心がボロボロだった。
悪い方にばかり考えてしまう。
映画が大ヒットしても、監督には1銭も入らないのが日本のシステム。
監督料をもらっても、準備に使った費用で全て消える。残るの借金だけだ。
自身で企画して映画を作る監督の実情、そんな感じ。
日本で監督をしている限り、スピルバーグのような金持ちには絶対になれないのだ。
(つづく)