映画作りは「好きになること」から始める(1)出演者を好きになる [アンコール]
いつも話していることだけど、改めて書いてみる。
アイドル写真集などの撮影。
カメラマンが心がけること、あるという。
そのアイドルを好きになること。
「俺の彼女である」と思い込むこと。
また、アイドルもカメラマンを
この人が、私の彼氏なんだ・・」と思おうとする。
そうすると、その子の魅力があふれる。
最高の笑顔が撮影できる。
だから、出来上がった写真集を見たファンは、
そのアイドルが最高の笑顔で、微笑みかけてくるように感じる。
見ていて嬉しくなる。
映画を撮るときも同じ、
監督は出演者を好きにならないとダメだ。
主演女優が嫌いで撮ると、何かよそよそしい作品になる。
だから、監督は主演女優を好きになろうとするし、女優は監督に好かれようとする。
そこに「愛」がないと、
映画は素晴らしい作品にならないのだ。
(つづく)
コメント 0