いまどきの映画監督業・実態(下)コッポラと同じだけど・・ [アンコール]
僕を含め、友人監督たちがやっているスタイル。
よく言えば「地獄の黙示録」のコッポラと同じ。
(彼は製作費を全て、自分で集めて映画を製作した)、
また、”2001年宇宙の旅””時計じかけのオレンジ”の
スタンリーキューブリックも、
同じスタイルで映画を作り続けた。
そういうとカッコいいが
現実は違う・・。
コッポラも、キューブリックも、努力しただけの
報酬をもらう・・。が、日本は違う・・。
僕も「ストロベリーフィールズ」”青い青い空”では
自身で製作費を集めた。
でも・・・。
本来、監督という職業は映画を作ることに専念すべき
よりよき映画を作るのが仕事なのに・・。
それが現状。友人監督たちは言う。
”だって、できるプロデュサーがいないから、
自分でやらざるを得ないだろ?
映画会社のPは、人気漫画の映画化しかしないしね?”
つい先日も、友人からそう言われた。
同感である・・。
(この項、了)
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