これからを考える時間 [太田監督/その後?]
(期間限定 追記)
このブログ完結後の後日談、紹介している。
連載中の記事。現在のことではなく、今年の春から夏の話だ。
”監督が過労で寝たきり? 大変だ!”
と連絡をくれた方もいたが、今はかなりよくなっているのでご心配なく。
さて、夏頃の話を続ける。
原発事故に興味を持ち、何日か図書館に通うと
またダウン。
外出できなくなる。まだまだ、体力がない。
食欲もなく、酒を飲むとすぐに頭がグルグル。
お陰で食費は安くつく。
そんな日々がまた続いた・・。
毎回、作品を1本終えるとダウン。
前作”ストロベリーフィールズ”のときも、全国上映終了後に倒れ。
2ヶ月ほど寝込んだ。
企画から完成。公開が終了するまで6年。
全力で走り続けると、気力も体力も尽きてしまう。
今回は4年だが、前回以上に中身が濃く。
おまけに、歳もとったせいか?
本当にボロボロ。
ベッド上で、天井を見ながら考える。
毎回、自分で製作費を集めるところからスタート
4−5年かけての映画作り
いつも残るのはボロボロの体と巨額の借金だけ。
作品はいずれも高く評価されたが、
このやり方を続けていては、駄目だ。
春に寝込んでから、すでに2ヶ月を越えたのに。
まだまだ、衰弱中。
前回なら、かなり良くなった頃なのに・・
やはり、歳のせいか? 50歳を過ぎて、同じスタイルでの映画作りは
体力的にも、経済的にももう無理だろう。
では、どうすればいいのか?
今後は何が必要でなのか?
同時に、今までの問題点も見つめ直した。
この夏の自宅入院状態。それを考える機会だと思える。
(つづく)
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