80年代後半はスピルバーグ印 [ハリウッド]
僕がLAに留学していた1980年代前半は
スピルバーグ全盛の時代だった。
日本では「スピルバーグ印」と言われた映画の数々が公開された。
「バック・トウ・ザ・フューチャー」シリーズを筆頭に
「ヤング・シャーロック・ホームズ」「グレムリン」
「グーニーズ」「マネー・ピット」「アメリカ物語」
「ニューヨーク東8番街の奇跡」「インナー・スペース」
「ロジャー・ラビット」「リトルフットの大冒険/謎の恐竜大陸」
「ジョー、満月の島へ行く」「グレムリン2 新・種・誕・生」
「アラクノフォビア」「タイニー・トゥーンズ」
テレビでは「アメージング・ストーリーズ」
何とスピルバーグ本人が監督するだけでなく
クリント・イーストウッド、マーティン・スコッセッシ、
ジョーダンテらが30分の番組を監督。
それがテレビで毎週見られるというシリーズだった。
そして、本人スピルバーグ。
映画の方では、これまでのようなエンタテイメントではなく
「カラーパープル」「太陽の帝国」
文芸作品に挑み始める。
いずれにしても、スピルバーグ印は凄く。
日本映画のみならず、これまでのアメリカ映画を越えたエンタテイメント
どれもが大ヒットを飛ばし、観客から支持された。
それが80年代後半のスピルバーグ。
では、彼以外の映画はどうなっていたのか?
(つづく)