1杯のラーメン。1日不満。 [東京公開準備]
先日の「愛の貧乏脱出大作戦」
あれを見てからラーメンが食べたくなった。新宿西口でラーメン屋を探す。
ソフマップ近所。
2件のラーメン屋を発見。
一軒は列ができている。が、もう1軒はすぐに入れる。
待つのは嫌なので、空いた方へ。
表から見ると、いかにもこだわりのラーメン屋。
みそラーメンを注文。750円。
決して、安くはない。
このところ、外ではマックか牛丼しか食べないのが
本日は大奮発。いつも2倍の値段。
ラーメンが出来、目の前に置かれる。見た目はいい!
「いたっただきまーす!」
ん? 何じゃこれは!
みそラーメンではなく、単にミソ汁に麺が入っているだけではないか?
コクもなく、空腹なのに、途中で食べる気がなくなる。
俺だけか? まわりを見る。
客は皆、気怠い顔。
「おいしい!」という顔も、感動もない。
腹はいっぱいになるが、満足感なし。何か損した気分。
やはり、ラーメンは感動がなくては駄目だ。
一杯のラーメンでハッピーになれなくては・・。
お客は正直。列が出来た方に入ればよかった。
このラーメン屋。二度と来ない・・。
このブログに写真を載せたいくらいだ。
でも、映画も同じなんだな・・。
1800円払って損したと思うものを作ってはいけない。
「退屈な映画だなあ。誰だ監督は? 太田・・こいつの映画は二度と見ない!」
そう思われてはいけない。
ラーメンも、映画も同じ。
客を感動させ、その1日でもハッピーになってもらうこと。
大切なのだ。
(つづく)